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内容紹介
人工知能にいつ、何が、なぜ、どのように起こったのか? 初期のAIからニューラルネットワークの登場、現在の大規模言語モデルまで、AIのしくみと躍進の舞台裏がわかる!
『How AI Works: From Sorcery to Science』(No Starch Press 刊)日本語翻訳版。
本書では、初期AI研究の歴史、ニューラルネットワーク(NN)の登場、現代の深層学習(ディープラーニング)に至るまでの経緯、AI研究が急進した理由を紐解き、NNを用いた機械学習の仕組み、ChatGPTなどのような大規模言語モデル(LLM)の技術的な背景、現代のAIの能力や社会に及ぼす影響までを複雑な数式を使わずにやさしく解説しています。
書誌情報
- 著者: Ronald T. Kneusel(著), 長尾高弘(訳), 三宅陽一郎(監訳)
- ページ数: 304ページ(PDF換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
Ronald T. Kneusel

2003年から機械学習の仕事に携わり、2016年にコロラド大学ボルダー校で機械学習の博士号を取得。本書以外に『Practical Deep Learning: A Python-Based Introduction』(No Starch Press, 2021)、『Math for Deep Learning: What You Need to Know to Understand Neural Networks』(No Starch Press, 2021)、『Strange Code: Esoteric Languages That Make Programming Fun Again』(No Starch Press, 2022、邦訳『ストレンジコード』[水野貴明訳竹迫良範監訳、秀和システム、2024])、『Numbers and Computers』(Springer, 2017)、『Random Numbers and Computers』(Springer,2018)の5冊の本を執筆。
長尾高弘

1960年生まれ。東京大学教育学部卒。英語ともコンピュータとも縁はなかったが、大学を出て就職した会社で当時のPCやらメインフレームやらと出会い、当時始まったばかりのパソコン通信で多くの人と出会う。それらの出会いを通じて、1987年頃からアルバイトで技術翻訳を始め、その年の暮れには会社を辞めてしまう。1988年に株式会社エーピーラボに入社し、取締役として97年まで在籍する。1997年に株式会社ロングテールを設立して現在に至る。訳書は、上下巻に分かれたものも2冊に数えて百数十冊になった。著書に『長い夢』(昧爽社)、『イギリス観光旅行』(昧爽社)、『縁起でもない』(書肆山田)、『頭の名前』(書肆山田)、『抒情詩試論?』(らんか社)。翻訳書に『詳解 システム・パフォーマンス 第2版』(オライリー・ジャパン)、『Web APIテスト技法』(翔泳社)、『クラウドデータレイク』(オライリー・ジャパン)、『scikit-learn、Keras、TensorFlowによる実践機械学習 第3版』(オライリー・ジャパン)、他多数。
三宅陽一郎

ゲームAI開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。東京大学特任教授・立教大学特任教授・九州大学客員教授。IGDA日本ゲームAI専門部会設立(チェア)、DiGRA JAPAN理事、人工知能学会編集委員。共著『デジタルゲームの教科書』『デジタルゲームの技術』『絵でわかる人工知能』(SBCr)、著書『なぜ人工知能は人と会話ができるのか』(マイナビ出版)、『人工知能のための哲学塾』(BNN新社)、『人工知能の作り方』(技術評論社)、『人工知能が「生命」になるとき』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)、『戦略ゲームAI 解体新書』(翔泳社)、『人工知能のうしろから世界をのぞいてみる』(青土社)、『人間とAIの相互理解が、社会に創造性と安全性をもたらす』(ダイヤモンド社)、翻訳監修『ゲームプログラマのためのC++』『C++のためのAPIデザイン』(SBCr)、監修『最強囲碁AI アルファ碁 解体新書』(翔泳社)、など多数。