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内容紹介
最新ITの背景を読み解き、どう対峙、どう解決するのかの視点を提供
日本企業がグローバルに事業展開していくためには、世界の企業がどういう方向性で考えているか「グローバルトレンド」を知る必要がある。次々と新しい概念が生まれ、早期に実現されていく最新ITを"日本の常識"で判断しようとしても最大限の効果を得られない。
本書は、情報システムリーダーのためのIT情報専門サイト「IT Leaders」の人気連載を電子書籍化! 25年間外資系企業でグローバルにICTサービスを展開する事業に従事した著者が、戦略やリスクマネジメント、内部監査の視点から、ITトレンドワードでもある「クラウド、ビッグデータ、IoT、GRC」の"今"を解説する。
書誌情報
- 著者: 入江宏志
- 発行日: 2015-11-27
- 最終更新日: 2015-11-27
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 231ページ(EPUB版換算)
- 対応フォーマット: EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
著者について
入江宏志
プロティビティLLC Executive Principal。クラウド、ビッグデータ、GRC、次世代情報システムやデータセンターなど幅広い領域を対象に、新ビジネスモデル、アプリケーション、ITインフラの3つの観点からコンサルティング活動を実施。30年間のIT業界経験の中で、第4世代言語の開発者を経て、IBM、Oracle、NTTグループのDimension Dataで首尾一貫して最新技術エリアを担当してきた。現在は、戦略とリスクマネジメント・内部監査を中心とした外資ビジネスコンサル会社であるプロティビティに勤務する。
目次
第1章 クラウドコンピューティングのとらえ方
- 1-1 米国発で進展するクラウド、日本はどこを目指すべきか
- 1-2 想像を絶するスケール感が最新クラウドの姿を創り出す
- 1-3 日本と欧米では、ITもとらえ方は“真逆”
- 1-4 Amazonが制した「CIA cloud battle」が示す専門性の強み
- 1-5 「お・も・て・な・し」とクラウドの間にあるもの
- 1-6 クラウドが変え始めた組織と個人の関係
第2章 ビッグデータのあるべき姿
- 2-1 ビッグデータの取り組みで陥りやすい4つのミス
- 2-2 ビッグデータで人は誰でも天才になれるか?
- 2-3 ビッグデータの分類は処理プロセスによって変化する
- 2-4 ビッグデータで成功する7つのパターン
- 2-5 ビッグデータを取り巻く想定外の7つの課題
- 2-6 KKD(勘・経験・度胸)の代替こそがビッグデータの“あるべき姿”
第3章 IoT時代のITシステム
- 2-1 IoT時代のシステム構築はイベントドリブン型になる
- 2-2 IoT活用で問われているのは発想力、ブレインライティングが有効
- 2-3 IoTが導く第3のドリブンは“エモーション(感情)”
- 2-4 IoTでデータを再集中させるセンサーの課題が未解決
- 2-5 IoTで活性化するロボットと人工知能(AI)
- 2-6 IoTが実現する社会に向けた戦略を確立せよ
第4章 GRC(Governance、Risk Management、Compliance)をどうとらえるべきか
- 4-1 グローバル視点でみた「GRC」の光と影
- 4-2 リスク管理はガバナンスのためにある
- 4-3 グローバルな信頼性はアーキテクチャーを求める
- 4-4 グローバルにみるビジネスモデルの成功条件
- 4-5 GRCが求める英語力、遂行能力、プレゼン力
- 4-6 グローバル成長における日本とアジアの差