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内容紹介
2013年9月にリリースされたiOS 7およびXcode 5では、見た目も機能も大きくパワーアップしました。本書は、iPhoneアプリを作りたい人のために、Xcodeを使ったアプリの作り方を、基本からしっかりきっちり解説していきます。
Xcodeは、iPhoneアプリ制作のために進化してきたツールで、制作のさまざまな場面で、手助けをしてくれます。ただ、ちょっとクセがあります。そのXcodeのクセを覚え、使いこなしのコツを知ることで、アプリ開発はぐんと楽に、楽しくなります。本書ではXcodeの動作を丁寧に解説してありますので、本書に従って学習していくことで、XcodeによるiPhoneアプリ制作の流れを自然と習得できるでしょう。
また、プログラミング初心者の方にもわかりやすく進めていただけるよう、イラストや図解を豊富に使用しています。 概念をなるべくイラストで示すことで、視覚的に理解しやすいよう工夫しています。さらに、項目ごとに3~5分で作成できるサンプルを用意しています。実際に手を動かし、サンプルを作りながら学習することで、一歩ずつ着実に習得していくことが可能です。 その際に、「iPhoneアプリの作り方」だけでなく「アプリを設計する考え方」もなるべく詳しく解説していますので、「iPhoneアプリをどのように設計し、組み立てていけば良いか」も、本書を学習することでマスターできるでしょう。
使いこなせると非常に便利なコード補完機能や、Xcode 5の新機能である2Dゲーム制作に適したSpriteKitについてもきっちり解説。 ミニサンプルも51個紹介し、さらに知っていれば役立つTipsやワンポイントコラムも多数ちりばめました。必要に応じてコラムを参照することで、よりパワーアップを図れます。 iPhoneアプリ開発の基本の基本から仕上げまで、実践的なノウハウとテクニックが習得できることでしょう。
本書を使って、ぜひ現場で通用するiPhoneアプリ開発力を身につけてください!
書誌情報
- 著者: 森 巧尚
- 発行日: 2014-01-25 (紙書籍版発行日: 2014-01-25)
- 最終更新日: 2014-01-25
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 474ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
森 巧尚
Webゲームクリエイター。FlashやiPhoneアプリなどのオリジナルゲームのコンテンツ制作、執筆活動、関西学院大学非常勤講師など。
著書:『やさしくはじめるiPhoneアプリ開発の学校』(マイナビ)
『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書[iOS 6 & Xcode4.6対応版]』(マイナビ)
『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書[iOS 5 & Xcode4.2対応版]』(マイナビ)
『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書[Xcode4対応版]』(マイナビ)
『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書』(マイナビ)
『基本からしっかりわかる ActionScript 3.0』(マイナビ)
『おしえて!! FLASH 8 ActionScript』(マイナビ)
『おしえて!! Flash MX 2004 ActionScript』(マイナビ)
『Flash プロフェッショナル・スタイル[CS3対応]』(共著、マイナビ)
『ActionScript + CGIプログラミング』(ソフトバンククリエイティブ)
『プロとして恥ずかしくないFlashの大原則』(共著、エムディエヌコーポレーション)
など
目次
Chapter1 Xcodeのインストールと画面について
- 1-1 開発に必要なものは?
- 1-2 Xcodeについて
- 1-3 スタンダードエディター
- 1-4 アシスタントエディター
- 1-5 iOSシミュレータ
Chapter2 iPhoneアプリの作り方
- 2-1 どんな流れで作る?
- 2-2 プロジェクトを作る
- 2-3 各ファイルの役割
- 2-4 画面をデザインする
- 2-5 部品とプログラムをつなぐ
- 2-6 AutoLayoutでレイアウト調整
- 2-7 プログラムを書く
- 2-8 iOSシミュレータでテストする
- 2-9 プロジェクトの作成
Chapter3 iPhoneアプリのプログラムの考え方
- 3-1 Objective-Cってなに?
- 3-2 クラスは設計図、オブジェクトは実際に動くもの
- 3-3 ViewControllerは店長
- 3-4 プログラムとは「何が起こったときに、何をするか」を書くこと
Chapter4 プログラムの基本
- 4-1 変数
- 4-2 ポインター変数
- 4-3 制御文
- 4-4 関数
Chapter5 基本的な部品の使い方
- 5-1 UILabel:文字を表示する
- 5-2 UIButton:ユーザーにタップさせて、何かをする
- 5-3 UISwitch:ユーザーにOn/Offの選択をさせる
- 5-4 UISlider:ユーザーにスライダーで値を入力させる
- 5-5 UITextField:ユーザーに1行のテキストを入力させる
- 5-6 UITextView:長いテキストを表示したり、入力させる
- 5-7 UIDatePicker:日付や時刻を選択させる
- 5-8 UIPicker:複数の値から1つを選択させる
- 5-9 UIAlertView:アラートを表示する
- 5-10 UIActionSheet:アクションシートを表示する
- 5-11 UIMotionEffect:視差効果
Chapter6 ジェスチャーの使い方
- 6-1 UITapGestureRecognizer:タップを調べる
- 6-2 UILongPressGestureRecognizer:長押しを調べる
- 6-3 UIPinchGestureRecognizer:ピンチを調べる
- 6-4 UISwipeGestureRecognizer:スワイプを調べる
- 6-5 UIPanGestureRecognizer:パンを調べる
- 6-6 UIRotationGestureRecognizer:回転を調べる
Chapter7 データの読み込みと保存
- 7-1 UIImageView:プロジェクト内の画像を表示する
- 7-2 UIImageView:WEB上の画像を表示する
- 7-3 UIWebView:Webページを表示する
- 7-4 NSUserDefault:一時的にデータを保存する
- 7-5 Social Framework:Twitterへ投稿する
- 7-6 Social Framework:Facebookへ投稿する
- 7-7 JSONデータってなに?
- 7-8 NSJSONSerialization:JSONデータを扱う
Chapter8 複数画面アプリの作り方
- 8-1 複数画面アプリの作り方
- 8-2 Utility Application:裏画面と表画面が切り替わるアプリ
- 8-3 Tabbed Application:複数画面が切り替わるアプリ
- 8-4 Single View Applicationから複数画面アプリを作る:ViewController
Chapter9 テーブル表示
- 9-1 UITableView:複数のデータをリスト表示する
- 9-2 Master-Detail Application:一覧画面と詳細画面が切り替わるアプリ
- 9-3 UITableViewCell:セルの表示を調整する
- 9-4 UITableViewCell:セルを自由にレイアウトする
Chapter10 Sprite Kitで作る
- 10-1 SpriteKit Gameとは?
- 10-2 SKViewとSKScene:画面を作る
- 10-3 SKLabelNode:文字を表示する
- 10-4 SKSpriteNode:スプライトを表示する
- 10-5 moveTo::移動させる
- 10-6 rotateToAngle:、rotateByAngle::回転させる
- 10-7 scaleTo:、resizeToWidth::大きさを変える
- 10-8 animateWithTextures::パラパラアニメ
- 10-9 repeatAction:、repeatActionForever::アクションを繰り返す
- 10-10 sequence::アクションを順番に行う
- 10-11 touchesBegan:タッチした位置を調べる
- 10-12 SKScene:シーンを切り替える
- 10-13 SKPhysicsBody:物理エンジン
- 10-14 物理エンジンでゲームを作る
Chapter11 アプリを仕上げる
- 11-1 アイコン
- 11-2 起動画面
- 11-3 実機でテストしてみよう