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内容紹介
JavaScriptを使用したブラウザゲームのつくり方を解説する入門書です。HTML/CSS、JavaScript、図形描画(Canvas)の基本を学んだあと、パズル/アクション/シューティングから物理エンジンを使ったゲームまで計13本のサンプルゲームを通して、学んだWeb技術の実践的な使い方やブラウザゲームの制作ノウハウを習得できます。サンプルゲームは全ソースコード掲載&ダウンロード提供!>
ゲームをつくりながら、JavaScriptだけでなくHTML/CSSなどのWeb技術の基本もしっかり学習できます。「これからプログラミングを始めてみたい」「HTMLやJavaScriptを使ってゲームをつくってみたい」といった初心者に最適の一冊です。
【本書でつくるサンプルゲーム】
○スライドパズル(15パズル)○神経衰弱
○荷物を運ぼう(思考型パズルゲーム)
○リバーシ
○タマゴを大事に(タマゴキャッチゲーム)
○ダンジョン(2Dダンジョンゲーム)
○宇宙船サターンボイジャー(疑似3D・宇宙船ゲーム)
○ファンキーブロック(マッチ3パズル)
○食べ尽くせ!(ドットイート風ゲーム)
○超難度・忍者ジャンパー(横スクロールジャンプゲーム)
○インベーダーを撃ち落とせ!(シューティング)
○ビリヤード
○ベジタブルマーチ(ブロック連結パズルゲーム)
書誌情報
- 著者: 田中 賢一郎
- 発行日: 2022-12-20 (紙書籍版発行日: 2022-12-20)
- 最終更新日: 2024-05-01
- バージョン: 1.3.0
- ページ数: 336ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
○とにかくゲームをつくってみたい人:中高生を含む若年層、プログラミング入門者・再入門者 ―JavaScriptはブラウザさえあれば実行できるので、手軽にゲームをつくって試せる ○ブラウザゲームをつくるために必要なWeb技術(JavaScript、HTML/CSS、Canvas)を学びたい人:中高生、専門学校生、情報系大学生、プログラミング入門者・再入門者 ○(教科書的ではなく)楽しいサンプルでJavaScript/HTML/CSS、Canvasを学びたい人
著者について
田中 賢一郎
慶應義塾大学理工学部修了。キヤノン株式会社でデジタル放送局の起ち上げに従事。単独でデータ放送ブラウザを実装し、マイクロソフト(U.S.)へソースライセンス。Media Center TVチームの開発者としてマイクロソフトへ。Windows、Xbox、Office 365の開発/マネージ/サポートに携わる。2016年に中⼩企業診断士登録後、2017年にプログラミングスクール「Future Coders」を設立。2017年からキヤノン電⼦株式会社顧問、2022年からGrowth Kineticsビジネスアナリストを兼務。
著書は『ゲームを作りながら楽しく学べるPythonプログラミング』(インプレスR&D)など多数。趣味はジャズピアノ/ベース演奏。
Future Coders https://future-coders.net
YouTube(趣味) https://www.youtube.com/user/kenchitanaka/videos
目次
はじめに
本書でつくるサンプルゲーム
Chapter 1 HTML+CSSの基本
- 1-1 HTML/CSS/JavaScriptの関係
- 1-1-1 HTML/CSS/JavaScriptの役割
- 1-2 文書の構造
- 1-2-1 文書の構造
- 1-2-2 実際のページを見てみる
- 1-3 最初のHTML
- 1-3-1 HTMLの「< >」記号に注目
- 1-4 HTMLの書き方の規則
- 1-4-1 タグの書き方
- 1-5 HTMLの主な要素
- 1-5-1 これだけは覚えておきたい必須要素
- 1-5-2 画像フォーマット
- 1-5-3 応用例
- 1-6 統合開発環境のすすめ
- 1-6-1 統合開発環境とは
- 1-7 CSSの概要
- 1-7-1 見映えを担当するCSS
- 1-7-2 カスケードとは
- 1-8 CSSの書き方
- 1-8-1 インラインスタイルでの指定
- 1-8-2 CSSの主なプロパティ
- 1-8-3 文書の構造と見た目の分離
- 1-9 ページのレイアウト
- 1-9-1 ブロックレベル要素とインライン要素
- 1-9-2 ボックスモデル
- 1-9-3 色やサイズの指定
Chapter 2 JavaScriptの基本
- 2-1 プログラミング言語JavaScript
- 2-1-1 プログラミング言語とは
- 2-1-2 JavaScriptのプログラム実行の流れ
- 2-2 変数と演算
- 2-2-1 変数の宣言
- 2-2-2 演算
- 2-3 比較と条件式
- 2-3-1 比較した結果に応じて処理を変える
- 2-3-2 条件式-if文
- 2-3-3 複数の条件式を組み合わせる-ANDとOR
- 2-3-4 条件式-switch文
- 2-3-5 条件式-三項演算子
- 2-4 配列と繰り返し
- 2-4-1 配列の使い方
- 2-4-2 繰り返し-for文
- 2-4-3 繰り返し-while文
- 2-4-4 繰り返し-continue文、break文
- 2-5 関数
- 2-5-1 関数の定義
- 2-6 プログラムのバグをとる作業(デバッグ)
- 2-6-1 ブラウザのデバッガ
- 2-7 オブジェクト
- 2-7-1 オブジェクトとは
- 2-7-2 JavaScriptでのオブジェクトの定義方法
- 2-7-3 JavaScriptからHTMLを操作する
- 2-7-4 JavaScriptからCSSを操作する
- 2-7-5 DOM(Document Object Model)
- 2-7-6 タイマー関連のメソッド
- 2-8 組み込みオブジェクト
- 2-8-1 Dateオブジェクト
- 2-8-2 Mathオブジェクト
- 2-8-3 Arrayオブジェクト
- 2-8-4 Stringオブジェクト
- 2-9 プロトタイプ
- 2-9-1 プロトタイプの利点
- 2-9-2 プロトタイプの挙動
- 2-9-3 プロトタイプ継承
- 2-9-4 プロトタイプの設定方法
- 2-10 イベント
- 2-10-1 イベント、イベントハンドラ
- 2-10-2 文書の読み込みイベント
- 2-10-3 ボタンのクリック
- 2-10-4 イベントハンドラの引数
- 2-10-5 イベントハンドラの登録先
- 2-10-6 タッチイベントに関して
- 2-11 関数オブジェクト
- 2-11-1 関数はオブジェクト
- 2-11-2 関数オブジェクトによる配列の操作
- 2-11-3 関数オブジェクトを引数にとるArrayのメソッド
- 2-11-4 イベントハンドラも関数オブジェクト
- 2-11-5 本章のサンプル
Chapter 3 Canvasの基本
- 3-1 <canvas>要素で図形を描く
- 3-1-1 描画の手順
- 3-2 さまざまな図形の描画
- 3-2-1 直線、多角形
- 3-2-2 矩形
- 3-2-3 円、円弧
- 3-2-4 文字
- 3-2-5 画像
- 3-3 座標系の設定
- 3-3-1 座標系の基礎
Chapter 4 [実践]ゲームプログラミング
- 4-1 スライドパズル 15puzzle
- 4-1-1 ソースコード解説
- 4-2 神経衰弱 FlipCards
- 4-2-1 ソースコード解説
- 4-3 荷物を運ぼう CarryIt
- 4-3-1 ソースコード解説
- 4-4 リバーシ ReversiblePiece
- 4-4-1 ソースコード解説
- 4-5 タマゴを大事に EggCatch
- 4-5-1 ソースコード解説
- 4-6 ダンジョン Dungeon
- 4-6-1 ソースコード解説
- 4-7 宇宙船サターンボイジャー SaturnVoyager
- 4-7-1 ソースコード解説
- 4-8 ファンキーブロック FunkyBlocks
- 4-8-1 ソースコード解説
- 4-9 食べ尽くせ! Chase
- 4-9-1 ソースコード解説
- 4-10 超難度・忍者ジャンパー Jumper
- 4-10-1 ソースコード解説
- 4-11 インベーダーを撃ち落とせ! Shooting
- 4-11-1 ソースコード解説
Chapter 5 物理エンジンを使ったゲーム
- 5-1 物理エンジンとは
- 5-1-1 なぜ物理エンジンを使おうと思ったか?
- 5-1-2 物理エンジンの仕組み
- 5-1-3 本書で使用した物理エンジンのソースコード
- 5-2 物理エンジンの利用例
- 5-2-1 デモ(demo.html)
- 5-3 ビリヤード Billiard
- 5-3-1 ソースコード解説
- 5-4 ベジタブルマーチ VegetableMarch
- 5-4-1 ソースコード解説