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内容紹介
コンピュータを使い自動売買プログラム(EA)で、FX取引を行う「システムトレード」が盛況ですが、多くのユーザーはFX取引業者が予め用意したEAを使い、トレードを行っています。EAの中で、どのようにプログラムが動いているのかは、知るよしもありません。
本書は、システムトレードでデファクトスタンダードなフリーソフト「メタトレーダー4(MT4)」を用い、チャートの価格変化に応じてトレードを行う自動売買プログラム(EA)をプログラミングするための本です。
本書では、EAの処理をテンプレートプログラムと「仕掛けシグナル」「手仕舞シグナル」「仕掛けシグナルのフィルタ」「売買ロット数」の四つのプログラムを操作することで、数百種類のEAをプログラミングすることができます。また、MT4を基準にプログラミングしていますが、今後の普及も鑑みて最新のMT5に関する情報も必要に応じて説明しています。
なお、本書で解説しているプログラムは、読者用サポートページからダウンロードできます。
書誌情報
- 著者: 豊嶋 久道
- 発行日: 2014-12-22 (紙書籍版発行日: 2014-12-22)
- 最終更新日: 2014-12-22
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 312ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: ラトルズ
対象読者
著者について
豊嶋 久道
山口県生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業後、同大学院博士課程で博士(工学)を取得。在学中より実用系フリーソフト、シェアウェアを開発。現在は大学でプログラミングの教育やシステムトレードの研究を行っている。
目次
はじめに
サンプルプログラムのインストール方法
Chapter1 コンピュータプログラムで実行するFX取引
- 1-1 FX取引の基本
- 1-2 裁量トレードとシステムトレード
- 1-3 FX取引とシステムトレード
- 1-4 自動売買プログラムの構成
Chapter2 プログラミング言語を搭載したFX取引ソフト
- 2-1 メタトレーダーの紹介
- 2-2 トレード用プログラミング言語MQL
Chapter3 エキスパートアドバイザ(EA)のプログラミング
- 3-1 プログラムの基本構成
- 3-2 確定したバーの値のみを利用するシステム
- 3-3 最新バーの値(ティックデータ)を利用するシステム
- 3-4 仕掛けシグナルのフィルタ
- 3-5 売買システムの資金管理
- 3-6 その他の売買システム
Chapter4 売買システムの評価と改善
- 4-1 ストラテジーテスターによるEAのバックテスト
- 4-2 売買システムの評価
- 4-3 売買システムの改善
Chapter5 本書で使用したライブラリ
- 5-1 MQL4の解説
- 5-2 本書ライブラリ関数
Appendix
- ソースコード一覧