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内容紹介
iOS 7やWindows 8の登場で注目されている「フラットデザイン」。その誕生の背景と将来を、多数のデザイン事例の分析や先駆者インタビューから紐解く一冊。
書誌情報
- 著者: 佐藤好彦
- 発行日: 2013-11-26 (紙書籍版発行日: 2013-11-22)
- 最終更新日: 2013-11-26
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 160ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: インプレス
対象読者
著者について
佐藤好彦
ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー。ウェブなどのデザイン・プランニングを中心に、デザイン関連の書籍や雑誌記事の執筆、講演なども手がけている。著書に『デザインの教室ー手を動かして学ぶデザイントレーニング』、『デザインの授業ー目で見て学ぶデザインの構成術』、『Dreamweaver 8デザインスクール』(以上MdN)、『ウェブサイト制作のワークフローと基礎技術』(技術評論社)など。東京造形大学非常勤講師
http://yoshihiko.com
目次
著者プロフィール
はじめに
目次
第1章 フラットデザインとその背景
- 1-01 フラットデザインが注目されている
- 1-02 スキューモーフィズムとその限界
- 1-03 フラットデザインが望まれる環境的な要因
- 1-04 ウェブサイトがシンプルになってきた
- 1-05 フラットデザインを支える技術的な要因
- 1-06 アップルのデザインとユーザーインターフェースの変遷
- 1-07 アップルのインターフェースガイドライン
- 1-08 フラットデザインの根拠としてのマテリアルオネスティ
- 1-09 インターナショナルスタイルとしてのフラットデザイン
- 1-10 視覚的表現における二つの方向性
- 1-11 フラットデザインとミニマリズム
- 1-12 自然界のなかでの「異物」としてのフラット
- 1-13 和のデザインの平面の生かし方
- 1-14 フラットデザインは「流行」なのか?
- コラム 目は無意識に、色を探している
第2章 フラットデザインのスタイル
- 2-01 フラットデザインをタイプ別に分類する
- 2-02 選択肢をわかりやすく提示する「パネル」スタイル
- 2-03 メッセージを確実に伝える「タイポグラフィ」スタイル
- 2-04 大きな写真で引きつける「ラージフォト」スタイル
- 2-05 フラットデザインらしさが表れる「イラスト」スタイル
- 2-06 情報の単位を示した「カード」スタイル
- 2-07 情報量の多いサイトに適したサイドバーのあるスタイル
- コラム 引き算のデザインよりも、論理への愛を
第3章 フラットデザインの構成術
- 3-01 フラットデザインのための情報の整理
- 3-02 サイドバーを隠したワンカラムのレイアウト
- 3-03 情報の単位を「囲み」を使わずに表現する
- 3-04 色を分けずに広い色面を作る
- 3-05 ボタンに「座布団」は必要なのか?
- 3-06 無彩色を中心に構成し、色に意味を込める
- 3-07 色で情報を分類し、ストーリー性を生み出す
- 3-08 半透明レイヤーで画面を多様に活用する
- 3-09 フラットデザインに適したアイコンのデザイン
- 3-10 ロングシャドウのアイコンデザイン
- 3-11 アニメーションが表現するインタラクション
- 3-12 グーグルのデザインガイドライン
- 3-13 フラットデザインをもっと知るための情報源
- コラム フラットデザインはボサノヴァ
第4章 インターフェースデザインの現在と未来
- 4-01 ピュアなフラットデザインは信用していない
- インタビュー: 深津貴之氏
- 4-02 グローバル企業の正常進化の現れとしてのフラットデザイン
- インタビュー : インテリジェントネット株式会社
- 4-03 機能がいったん成熟し、いまが「建て替え」のとき
- インタビュー : 大谷和利氏