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内容紹介
探索的テストとはテストケースを作成せずソフトウェアを動作させながら進めるテスト手法です。手動テスト、スモール探索的テスト、ラージ探索的テスト(ツーリングテスト)、ハイブリッド探索的テスト、探索的テストの実践と話を広げ、また探索的テストの未来、テスト技術者としてのキャリアを成功させる方法をアドバイスします。
コンピュータを使ったことがある人なら誰でもソフトウェアに不具合があることは理解しているでしょう。 世界最初のプログラムから最新のアプリケーションまでソフトウェアが完璧であったことはなく、今後も完璧になることはないことでしょう。しかし現在社会は高品質のソフトウェアを必要としています。
実際にバグのあるソフトウェアがリリースされてしまっていますが、なぜコードレビュー、単体テスト、静的解析、その他の活動で発見されなかったのでしょうか? リリース前にバグを発見する最善策とはどのようなものでしょうか? これはソフトウェア開発者だけの課題でないことは明白で、バグの本質を理解するためには「テスト技術者」が最前線に出る必要があります。
本書はソフトウェアのテスト技術者向けに書かれたものですが、こうした課題を取り上げていきます。
Addison-Wesley Professional 「Exploratory Software Testing: Tips, Tricks, Tours, and Techniques to Guide Test Design」待望の翻訳書。
書誌情報
- 著者: James A. Whittaker(著), 杉浦清博(訳)
- 発行日: 2024-12-25
- 最終更新日: 2024-12-25
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 256ページ(PDF換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
James A. Whittaker

James A. Whittake (ジェームズ・A・ウィテカー) はソフトウェアテストの分野でキャリアを積み、この分野に多くの足跡を残してきた。モデルベーステスト分野における先駆者であり、テネシー大学での博士論文はこのテーマに関する標準的な参考文献となっている。セキュリティおよびペネトレーションテストの分野における初期のオピニオンリーダーでもあり、また講師やプレゼンターとして高く評価され国際会議では数々の最優秀論文賞や最優秀プレゼンテーション賞を受賞している。フロリダ工科大学の教授在任中に産業界や各国政府にソフトウェアテストを指導した。MicrosoftとGoogleを経て独立している。
杉浦清博

1975年、愛知県半田市生まれ。放送大学大学院文化科学研究科修士課程修了。修士(学術)。20年以上組み込みソフトウェア技術者として、主に機能安全ソフトウェアの開発とテストに従事している。著書に『SysML入門』(インプレス NextPublishing) がある。