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その決定に根拠はありますか? 確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング

マイナビ出版

2,849円 (2,590円+税)

マーケティングに携わる皆さんは「自社のマーケティング予算は妥当か?」「自社と競合ブランドの施策で効果にどれだけ差があるか?」といった問いに答えられますでしょうか。本書では、消費者をより理解し、たしかなエビデンスを構築するための手法の数々を解説します。

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内容紹介

●小規模事業者の方が活用しやすい価格または無料のツールを用いてエビデンスの作り方を紹介

●96万人超の調査で「エビデンス・ベースド・マーケティング」の法則を活用!

日本の広告費に対するリサーチ費の割合は4.7%(米国は23.1%/英国は26.1%)となっており、日本企業は広告には予算をつぎ込むがリサーチにはお金をかけない傾向があります※。

※参照記事「日経クロストレンド『日本企業は広告費に比べてリサーチ予算が少なすぎ ESOMAR報告』より

仮説の検証や探索に有効なリサーチが欧米と比較して行われていない主な原因は、戦略に活かす「エビデンス」の作り方と使い方が知られていないことにあると考え、その方法を共有するために本書を企画しました。本書はデジタルマーケティングで得られる行動ログなどのデータ活用はテーマ外としており、主にインターネット調査などの定量データや消費者理解を目的としたインタビューなどの定性データを洞察することで、たしかな戦略を構築するためのエビデンスの作り方をテーマとしています。

【本書をおススメしたい方】

・これから市場を拡大または創造しようとしている方(経営者またはビジネスパーソン、学生の方)

【本書で扱う主な内容】

・自社のマーケティング予算投資の妥当性を確認する方法
・確率モデルと因果推論を組み合わせた分析によって、インターネット調査から自社と競合ブランドの施策効果を金額で推計する方法
・施策によって市場や消費者がどう変化したかを捉える方法など、マーケティング戦略の根幹を考える際に役立つエビデンスの作り方
・消費者にどんなきっかけでブランドを想起してもらうか把握するための分析
・カテゴリー購入者の傾向を把握する分析
・新しいアイデアのコンセプト受用性を確認する調査分析
・調査でよく起こるバイアスやそれを補正する因果推論の分析

【巻末インタビュー】

・楽天グループ株式会社 松村亮氏
・株式会社NTTデータ 花谷昌弘氏
・株式会社ネクイノ 大倉司氏
・nat株式会社 若狭僚介氏
・株式会社HONE 桜井貴斗氏/ネットイヤーグループ株式会社 日下陽介氏
・株式会社プリファード・ロボティクス 寺田耕志氏/株式会社レアゾン・ホールディングス 大泉共弘氏
・Meta日本法人 Facebook Japan 中村淳一氏

【読者特典】

・のべ17万人を超える消費者調査データ
・BIツールで集計した3つのカテゴリー(エナジードリンク、テーマパーク、外食チェーン)の施策の効果を金額で推計。
ダッシュボードなどを用いて、本編で紹介した分析を実装する動画講義。

書誌情報

  • 著者: 小川 貴史, 山本 寛
  • 発行日:
  • 最終更新日: 2024-06-28
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 392ページ(PDF換算)
  • 対応フォーマット: PDF
  • 出版社: マイナビ出版

対象読者

著者について

小川 貴史

マーケティングアナリスト/株式会社秤 代表取締役社長。DAサーチ&リンクと電通ダイレクトフォース(本書初版出版時点では電通ダイレクト)でマスとデジタルの最適化をテーマにした分析と改善に注力。デジタルマーケティング支援会社のネットイヤーグループでコンサルティング経験を積み、2019年12月に法人設立。マーケティング・アナリストの役割で複数の企業で活動中。前著『Excelでできるデータドリブン・マーケティング』では、時系列データ解析による効果検証のMMM(マーケティング・ミックス・モデリング)をExcelで行う方法など、マーケティング意思決定に役立つ分析を体系化して紹介した。

山本 寛

マーケティングリサーチャー。オリエンタルランドでテーマパークのリサーチに従事したのち、パーソルキャリアで転職やキャリアに関するリサーチを担当。現在は総合エンターテイメント企業にて引き続きリサーチに取り組むと同時に、個人としても顧客理解を軸にしたリサーチアドバイザーや講師として活動中。リサーチを通じた意思決定支援に加え、事業者の顧客志向の強化プロジェクトや自律的なリサーチ人材の育成に従事している。

目次

序章:本書のテーマと内容

第1章:なぜ市場浸透率が重要なのか?

第2章:性別年代ごとに顧客構造を把握する

第3章:コミュニケーション効果の構造を把握する

第4章:市場(顧客)の変化を的確に捉える

第5章:消費者を理解するための基本分析

第6章:新たな市場を発掘できる調査分析法

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