関連サイト
本書の関連ページが用意されています。
内容紹介
「Elasticsearch NEXT STEP」は入門書の次のステップ(NEXT STEP)に踏み出すための実務事例集です。Elasticsearchはダウンロード、インストールは非常に簡単な製品で数コマンド実行すれば、簡単な操作を可能ですが、環境に考慮した設定でデータ分析などへの活用を考えると非常に難易度が上がり、次の壁を踏み越えるのが大変です。そこで実務での経験を事例集として掲載。読後にはよりElasticsearchが活用できるようになっています。
〈本書の対象読者〉
・Elasticsearchを多少触ったことがある
・実践的な次の一歩を踏み出そうとしている
書誌情報
- 著者: アクロクエストテクノロジー株式会社, 樋口 慎, 山本 大輝, 佐々木 峻, 束野 仁政
- 発行日: 2019-08-16
- 最終更新日: 2019-08-16
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 96ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
Elastic,Elasticsearch,データ分析,SQL,クラスタ,Kibana,日本語検索,全文検索に興味がある人
著者について
アクロクエストテクノロジー株式会社
1991年3月に創業。UNIXをいち早く採用した集中監視制御システムの開発を中心にミッションクリティカルな分野で事業を展開。Java誕生直後からJava/オブジェクト指向を開発現場に導入し、分散システムを数多く開発した。
2016年4月にElasticsearch株式会社とOEM契約を締結し、Elastic Stackをベースにしたデータ分析ソリューション「ENdoSnipe」を開発・販売している。
2018年7月に国内初のAdvanced Reseller Partnerとなり、Elastic Stackの販売代理店として事業展開している。
2015年に、人を大切にする経営学会による「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」の審査委員会特別賞を受賞。
2015年、2016年、2018年に、Great Place to Workが実施する「働きがいのある会社」ランキングの第1位(従業員数99名以下の部)に選出。
樋口 慎
データ分析・ElasticStackコンサルティング業務に携わる。Elasticsearch社公認のテクニカルワークショップで講師などを務めているほか、世界でも数少ないElastic Certified Engineer資格を保有している。
山本 大輝
データサイエンス、分析業務に従事、専門は画像処理。機械学習を利用したソリューションの開発・提案を中心に行い、Elasticsearchによる分析業務も並行して行っている。趣味はKaggleで、日夜コンペティションに参加している。7198チーム参加した過去最大(2018年9月時点)のコンペティション"Home Credit Default Risk"でKaggle仲間と共に2位を獲得。現在、Kaggle Master。
佐々木 峻
自然言語処理、全文検索、IoT分析関連のプロジェクトを中心に活動している。言語処理学会第24回年次大会ワークショップ「形態素解析の今とこれから」で発表した。世界でも数少ないElastic Certified Engineer資格を保有している。
束野 仁政
分散システム、ビッグデータ、機械学習関連を中心に従事している。ここ数年は、Elasticsearchを使ったシステムのコンサルティング・設計・開発を行っており、100TBのElasticsearchクラスタの運用経験を持つ。日本Javaユーザーグループ主催のセミナーや、Elastic Tokyo User Group主催の勉強会での発表経験あり。
目次
第1章 Elasticsearchで実践するはてなブログの記事解析
- 1.1 準備
- 1.2 作業の全体像
- 1.3 記事の投入
- 1.4 ダッシュボード作成
- 1.5 まとめ
第2章 日本語検索エンジンとしてのElasticsearch
- 2.1 全文検索とは
- 2.2 全文検索のよくある課題
- 2.3 対策
- 2.4 Sudachiとは
- 2.5 Sudachiを使ってみる
- 2.6 SudachiのTips
- 2.7 まとめ
第3章 Elasticsearch SQL
- 3.1 Elasticsearch SQLの基本機能
- 3.2 基本的なSQLとAPIの使い方
- 3.3 データ型一覧、関数一覧
- 3.4 実践編
- 3.5 Elasticsearch SQLの仕組み
- 3.6 CLIの使い方
- 3.7 JDBCドライバでのアクセス
- 3.8 まとめ
第4章 はじめてのElasticsearchクラスタ
- 4.1 クラスタ
- 4.2 ノードの種類
- 4.3 シャードとレプリカ
- 4.4 インデクシングの流れ
- 4.5 検索の流れ
- 4.6 データ・ノードの障害検知
- 4.7 本番運用前にやっておくべきこと
- 4.8 まとめ