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人物、商品、生き物の魅力を引き出す96例 プロが教えるデジカメ撮影テクニック
2,090円 (1,900円+税)
プロカメラマンが、弟子にも教えない写真表現を図解で伝授! 初公開の撮影ノウハウが満載。
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内容紹介
よい写真を撮るためには、ハイライトやグラデーション、陰影、シャドウなどの表現が欠かせません。本書ではそれらを実現するためのテクニックをプロカメラマンが惜しげもなく紹介。しかも、96作例中の88例はコンデジを使用。コンデジと簡易スタジオを使った撮影テクニックを身につけてプロに迫る写真を撮り、商品紹介や趣味に生かしましょう。
書誌情報
- 著者: 三浦健司
- 発行日: 2015-10-31 (紙書籍版発行日: 2010-05-20)
- 最終更新日: 2015-10-31
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 192ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
対象読者
マーケッター
著者について
三浦健司
1956年北海道生まれ。大手出版社・広告代理店・情報出版社等のカメラマンを経て1991年独立。以後、広告から出版にいたる広い分野で活躍。得意分野は食、伝統工芸、IT産業、最先端テクノロジー。作家活動では、夜桜を撮り続け写真展やカメラ雑誌への掲載も多数。
目次
はじめに
目次
ジャンル別被写体リスト
本書の使い方
本書の使い方…イラストについて
第1章 プロの撮り方8つの基礎知識
- 1-01 やわらかいモノにはやわらかい光 カタいモノにはカタい光
- 1-02 インパクト狙いなら広角 カタチを正確に撮るなら望遠で
- 1-03「見せたい部分だけピント合わせ」が画作りの基本
- 1-04「露出補正」で見た目どおりの明るさに
- 1-05「白とび」と「黒つぶれ」を防ぐ「ギザギザの山」
- 1-06 白やグレーの紙で正しい色を決める「ホワイトバランス」
- 1-07 扱いやすいJPEGと画像劣化しにくいRAW形式
- 1-08 ぶれずに撮れるカメラの構え方
- Tips すべての人にやさしい専門店「銀一」
第2章 プロが使っている撮影機材
- 2-01 簡易スタジオとライトがあればプロ並みの写真が撮れる
- 2-02 簡易スタジオは買って損のない万能撮影機材だ!
- 2-03 現場で活躍するレフ板、三脚、テープ
- 2-04 やわらかい光を作るレフ板とディフューザー
- Tips 安くてお得なレフ板自作
第3章 人物の魅力を引き出して撮る
- 3-01 女性を美しく見せる「やわらかい光」
- 3-02 男性を力強く見せる「カタい光」
- 3-03 人物撮影のカメラ位置は大人も子どもも「1/2」が基本
- 3-04 指を細く美しく見せる「逆光」
- 3-05 髪年齢が5歳若返る「ヘアライン」
- 3-06 簡易スタジオを人物撮影の照明器具として使う
- 3-07 暗い場所のヒンヤリ感を「ストロボ多灯ライティング」で
- 3-08 シャッターチャンスは手の動きで予測しろ!
- 3-09 人柄を引き出す小道具と会話
- Tips 顔のシミ・ホクロの取り方
第4章 簡易スタジオに入る小さなモノを撮る
- 4-01 ティッシュ箱の立体感を面積と明暗の比率で描写
- 4-02 木球の丸みをグラデーションとやわらかい光で
- 4-03 お皿の「素材感」をライティングで撮り分ける
- 4-04 ハイライトで演出する靴べらの高級感
- 4-05 イメージカットに役立つLED製ライトセーバー
- 4-06 ダイヤモンドの輝きは「ライトドームS」で
- 4-07「ライトドームS」で時計のゴージャス感を演出
- 4-08 商品の「世界観」を背景で説明する
- 4-09「エアトルソー」でパールのネックレスを数珠に見せない
- 4-10 キラキラゴールドの重量感は「金レフ」で
- 4-11 レンガや落ち葉も「撮影小物」
- 4-12 並べ方とアングルの工夫で楽しさを伝える
- 4-13 説明写真は「寄り」と「引き」を使い分ける
- Tips 紙の写真をキレイに複写 する
第5章 食べ物の魅力を撮る
- 5-01 食べ物の「美味しさ」を簡易スタジオで表現しよう
- 5-02 サイドライトで描写する揚げたて天ぷらのサクサク感
- 5-03 食べ物の「美味しさ」を簡易スタジオで表現しよう
- 5-04 コンビニ弁当もサイドライトで「ふっくらご飯」
- 5-05 寿司の握りたて感はしつらえとサイドライトで
- 5-06 ハイライトと「青み」で強調するたまごの新鮮さ
- 5-07 ぷるぷるプリンはハイライトとグラデーションで描写
- 5-08 しっとりした和菓子の食感をサイドライトで
- 5-09 フルーツみつ豆の清涼感を下からの透過光で描写
- 5-10 イクラのぷりぷり感は透過光と「カラーコントロール」機能で
- 5-11 干物の臭みを しつらえとハイライトで打ち消す
- 5-12 ピチピチのエビを融けない氷「ビッグダイヤ」で演出
- 5-13 スコッチの芳醇さを演出する「琥珀色ライティング」
- 5-14 ポテチのパッケージがテカらない「対角線ライティング」
- 5-15 「対角線ライティング」で袋の中の海苔もパリパリに
- 5-16 LEDライトと長時間露光で描写するショットバーの大人の雰囲気
- 5-17 カレーのとろみはハイライトで
- 5-18 熱々ラーメンの湯気を「ストロボ多灯ラィティング」で
- 5-19 ビールの「喉ごし爽やか」を表現する4つの手法
- Tips 水滴とハイライトで描写する野菜のシャキシャキ感
第6章 ペットや花を撮る
- 6-01 キャッチライトでわんこを元気に見せる
- 6-02 ペットと飼い主のツーショットは人物用のラインティングで
- 6-03 望遠域で撮ればうさぎのプロポーションが歪まない
- 6-04「忍者レフ」を使えばまるで水中撮影
- 6-05 広角レンズの歪みで強調するバラの花のボリューム感
- Tips ペットの決定的瞬間は一眼レフが最適
第7章 透明なモノ 反射するモノを撮る
- 7-01 透過光で描写するボトルとワインビネガーの透明感
- 7-02 赤ワインの味と香りをハイライトと映り込みで表現
- 7-03 ミネラルウォーターの清涼感をハイライトと屈折光で
- 7-04 半透明素材の形状と質感は透過光とグラデーションで
- 7-05 鏡やフォトフレームは 「映り込み」を防いで「映し込む」
- Tips 100円ショップの洗面器と手桶を透過光で高級に見せる
第8章 簡易スタジオに入らないモノを撮る
- 8-01 ポージングとローアングルで見る人の視線をコントロール
- 8-02 「あえて顔を撮らない」商品に注目させるテクニック
- 8-03 エアトルソーで表現するキャミソールの立体感
- 8-04 チェストの歪みは望遠レンズで抑える
- 8-05 会議室をスタジオ代わりに 大きなモノをキレイに撮るには?
- 8-06 室内撮影は広角レンズと女性目線で
- Tips 電気製品の電源ケーブルを隠すには
第9章 プロがよく使う画像処理
- 9-01 トリミングで写真の雰囲気を変える
- 9-02「再構成ツール」で背景の要素を凝縮
- 9-03「コピースタンプツール」で電線を消す
- 9-04「ぼかし」でマクロ撮影風の画像を作る
- 9-05 人物を強調する「ぼかし」
- 9-06 美顔を作る「帰ってきてからレフ」
- 9-07 「カラーコントロールポイント」で色変換
- 9-08「なめらか白飛ばし」で背景を白くする
- 9-09 建物の歪みを「レンズ補正」で矯正
- Tips 明度を上げたら彩度も上げる