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内容紹介
本書は、DaVinci Resolveの「Fusionページ」について詳しく解説した書籍です。
DaVinci ResolveのFusionページは、高度で複雑な映像の合成・加工を行う際に幅広く利用できる専用ページです。Fusionページでは、映像に何かを追加して、それを自由自在に動かすことが可能です。映像に追加できるのは、テキストやグラフィック、別の映像だけではありません。煙や湯気のようなものを生成して表示させたり、映像の一部を光らせたり影を表示させることなどもできます。
また、Fusionページでは映像の中で動いている特定のものの位置を自動的に記録する機能(トラッキング機能)も充実しています。それによって、矢印を対象物の動きに連動させて動かしたり、映像内で動いているものの特定の部分にだけエフェクトをかけることなどができます。
カットページやエディットページでも、何かを追加したり、エフェクトをかけたり、キーフレームでそれらを動かしたりすることは可能です。しかし、Fusionページを利用することでより複雑で本格的な処理を自由に行えるようになります。
しかし、DaVinci Resolveを使っている方でも、「Fusionページ」はどう使っていいかわからず、苦手としていたり、まったく使っていないという方も多いのではないかと思います。
本書では、「Fusionページ」の特徴的な「ノード」の使い方から丁寧に説明し、その後Fusionページの画面構成や各種ツールなどについてしっかり解説することで、使いこなすための「基礎」を作ります。その上で、実用的な作例に沿って、映像の合成・加工の方法を具体的に手順に沿って説明していきます。以下に書籍の構成を掲載していますが、【必修】と書かれたところだけ読めば、とりあえずはFusionページが使えるようになります。
Fusionページについて、全体を理解してしっかり使いこなしたい人に、ぜひお手元に置いていただきたい1冊です。
書誌情報
- 著者: 大藤 幹
- 発行日: 2024-07-26
- 最終更新日: 2024-07-26
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 272ページ(PDF換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
大藤 幹
DaVinci Resolve 18 認定トレーナー。1級ウェブデザイン技能士。大学卒業後、複数のソフトハウスに勤務し、CADアプリケーション、航空関連システム、医療関連システム、マルチメディアタイトルなどの開発に携わる。1996年よりWebデザインの基本技術に関する書籍の執筆を開始し、2000年に独立。その後、ウェブコンテンツJIS(JIS X 8341-3)ワーキング・グループ主査、情報通信アクセス協議会・ウェブアクセシビリティ作業部会委員、ウェブデザイン技能検定特別委員、技能五輪全国大会ウェブデザイン職種競技委員、若年者ものづくり競技大会ウェブデザイン職種競技委員などを務める。現在の主な業務は、コンピュータ・IT関連書籍の執筆のほか、全国各地での講演・セミナー講師など。著書は『iMovieの限界を超える 思い通りの映像ができる動画クリエイト』『自由自在に動画が作れる高機能ソフト DaVinci Resolve入門』など60冊を超える。