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コーディングWebアクセシビリティ

ボーンデジタル

1,760円 (1,600円+税)

HTML5+JavaScriptのモダンWebアプリをアクセシブルに!Web制作者が情報源として利用しているSmashing Magazineで2014年6月に公開された書籍「Apps For All – Coding Accessible Web Applications」の日本語訳版です。

関連サイト

本書の関連ページが用意されています。

関連書である『デザイニングWebアクセシビリティ』も好評発売中です。

デザイニングWebアクセシビリティ
太田良典, 伊原力也
ボーンデジタル
発行日: 2016-12-22
対応フォーマット: PDF, EPUB

内容紹介

本書は、Web制作者が情報源として利用しているSmashing Magazineで2014年6月に公開された書籍「Apps For All – Coding Accessible Web Applications」の日本語訳版です。

WAI-ARIAとは、HTMLドキュメントに詳細な情報を付加する仕様で、W3Cが2014年に1.0を勧告しています。今後アメリカでの急速な普及が進むにつれ、日本でも「HTML、CSS、JavaScriptなどフロントエンド技術を実装するエンジニアやデザイナーにとって学ぶべきこと」となっていくことが予想されますが、日本語による情報が乏しいのが現状です。そのような状況を鑑み、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)でJIS X 8341-3の策定に従事する太田良典氏、太田氏と同じく所属するBA(ビジネス・アーキテクツ)で先進な取り組みを行っていることで知られる伊原力也氏を監訳に迎え、日本語版をお届けすることになりました。

ガイドラインの穴埋めに留まらない、知的好奇心をくすぐる内容

今までのWebアクセシビリティ関連書籍にありがちだったWCAG2.0やJIS X 8341-3:2010をベースにした抽象的な解説とは一線を画し、HTML+CSS+JavaScriptにおけるキーボード操作やスクリーンリーダー対応における課題をコーディングで解決する、非常に具体的な内容です。問題を解決するための手法として関心を集めていながら日本語の文献が乏しく、なかなか勉強できずに困っているという声が大きく聞かれたWAI-ARIAを解説しています。

推薦コメント:株式会社ミツエーリンクス 取締役CTO 木達一仁様

Webデザインの現場において、HTML5の採用やマルチデバイス対応が必須となりつつある昨今、「アクセシビリティについて学びたいのですが良い書籍を知りませんか?」 そんな質問を受けるたびに回答に苦慮していました。 本書は、そんな私の悩みを解消する福音であり、また今後求められるであろうWebアクセシビリティ対応、特にWAI-ARIAの活用を学ぼうとするすべての人々にとって、すばらしい手引となることでしょう。

書誌情報

  • 著者: ヘイドン・ピカリング(著), 太田良典(監訳), 伊原力也(監訳), Bスプラウト(翻訳)
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2015-03-27)
  • 最終更新日: 2017-03-30
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 201ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF, EPUB
  • 出版社: ボーンデジタル

対象読者

Web制作に関わる人(Webディレクター、インフォメーションアーキテクト、Webデザイナー、UIデザイナー、フロントエンドエンジニア、システムエンジニア、Web担当者、学生)、電子書籍制作に関わる人

著者について

ヘイドン・ピカリング

英国のインターフェイスデザイナー、イラストレーター、ライター。SMASHING MAGAZINEのWebアクセシビリティ担当エディターで、Neontribe 社のリードデザイナー。
http://www.heydonworks.com

太田良典

BA システムソリューション部 セキュリティスペシャリスト/アクセシビリティスペシャリスト。ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC) 実装作業部会副主査 /JIS X 8341-3 改正原案作成委員会委員。HTML4.01 のW3C仕様書を翻訳した「HTML4 仕様書邦訳計画補完委員会」の委員を務めた後、2001 年にBAへ参加。Web 技術の分野で幅広い専門性をもち、情報セキュリティ分野においては「第二回IPA 賞(情報セキュリティ部門)」を受賞するなど、アクセシビリティ以外の分野でも精力的に活動を行っている。
http://www.b-architects.com
http://bakera.jp
http://twitter.com/bakera

伊原力也

BA コンサルティング&リサーチ室 シニアインフォメーションアーキテクト。1999 年よりWeb 標準に則ったWeb サイトの構築業務に従事。2004 年にBAへ参加。マークアップデザインエンジニアとして業務を行う傍ら、HCD(人間中心設計)プロセス導入を推進。現在はプロジェクト設計、調査分析、コンセプト立案から、アクセシビリティおよびユーザビリティを確保したインタラクションデザイン、さらにフロントエンド実装のディレクションまでを一貫して手がける。クリエイティブユニットmokuva所属。
http://www.b-architects.com
http://mokuva.com
http://twitter.com/magi1125

目次

刊行によせて

本書の構成

1章: すべての人のために ― アクセシブルとは何か?

  • 1.1 Web標準
  • 1.2 本書の内容
  • 1.3 セマンティクスとスクリーンリーダー

2章 ボタンのすべて ― WAI-ARIAの基本

  • 2.1 button要素
  • 2.2 ボタンのスタイル
  • 2.3 ボタンにラベルをつける

3章 WAI-ARIAの進む道 ― WAI-ARIAの基本思想とルール

  • 3.1 ARIA:平等への情熱
  • 3.2 ロールプレイング
  • 3.3 初めてのARIAウィジェット
  • 3.4 ルールを知る

4章 飛んでいこう ― ページ内に目印をつける「ロール」

  • 4.1 分割する
  • 4.2 有名なランドマーク
  • 4.3 メインイベント
  • 4.4 見出しを忘れずに!
  • 4.5 リンクをハイジャック

5章 いないいないばあ ― メニューやタブの「ステート」

  • 5.1 何をどう隠すべきか
  • 5.2 ヒントをちょうだい!
  • 5.3 プログレッシブな折りたたみ項目
  • 5.4 ダブを1つください!

6章 生きてる! 生きてる! ― 「ライブリージョン」や「ダイアログ」

  • 6.1 警告!
  • 6.2 全体像を見せる
  • 6.3 ダイアログ

付録 巻末資料集

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  • ブログ
  • テスティングツール
  • WAI-ARIA
  • そして最後に…
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