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内容紹介
LANとCisco LANスイッチの構造・機能・技術を総合的に理解できる貴重な一冊です。「Cisco Catalyst LAN スイッチ教科書」の三訂版であり、「日本人が書いた、翻訳書にはない読みやすさ」と「実践的な内容」をより徹底し、Nexusスイッチの記述を追加するなど、全面的に改訂しています。イーサネットやIPなどの基礎技術の解説から、高信頼化に関する最新の話題までをカバーし、初心者からエキスパートまで幅広い層の読者の皆さまにとって「読みごたえ」のある内容を目指しました。
書誌情報
- 著者: シスコシステムズ合同会社 基盤技術グループ
- 発行日: 2014-03-25 (紙書籍版発行日: 2014-03-20)
- 最終更新日: 2014-03-25
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 400ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: インプレス
対象読者
規模を問わず、有線LANを設計、構築、運用される方。ネットワークを運用しているけれど、ほとんど設定変更をしていないので、その方法を忘れてしまった方
著者について
シスコシステムズ合同会社 基盤技術グループ
◎ 山下 薫(やました かおる)
シスコシステムズに勤務する技術者。1999年8月の入社からずっと、LANスイッチの進化を見守っている。http://www.linkedin.com/in/kaoruyamashita
◎ 吉村 浩(よしむら ひろし)
1994年11月シスコシステムズ株式会社(現合同会社)入社。CCIE RS #1566(1995年8月取得)。シニアテクニカルコンサルタント。専門領域:ルーティングプロトコル、IPマルチキャスト、MPLS L2/L3VPNおよびMulticast VPN
目次
本書の前提
はじめに
著者紹介
目次
謝辞
第1章 LANスイッチ入門
- 1.1 LANとは何か
- 1.2 LANスイッチの概要
- 1.3 プロトコルとレイヤ(層)
- 1.4 イーサネット
- 1.5 ブリッジとレイヤ2スイッチ
- 1.6 IPv4
- 1.7 ルータとレイヤ3スイッチ
- 1.8 レイヤ4(トランスポート層)と上位レイヤ
- 1.9 IPv6
- 1.10 マルチキャスト
- 1.11 QoS(Quality of Service)
- 1.12 セキュリティ
- 1.13 高信頼化(HA)
- 1.14 LANスイッチの性能
第2章 IOS・IOS-XEの機能と使い方、NX-OS設定の基本
- 2.1 インターフェイス
- 2.2 VLAN
- 2.3 MACアドレステーブルの管理
- 2.4 トランク
- 2.5 ポートチャネル(イーサチャネル)
- 2.6 サンプル構成と基本設定
- 2.7 スパニングツリープロトコル(STP)
- 2.8 デフォルトゲートウェイの高信頼化(HSRPv1)
- 2.9 IPv4ダイナミックルーティング(OSPFv2)
- 2.10 DHCPと関連機能
- 2.11 IPv6
- 2.12 IPマルチキャスト
- 2.13 セキュリティACL(フィルタリング)
- 2.14 QoS
- 2.15 ミラーリング(SPAN)
- 2.16 NX-OS
第3章 LANスイッチを構成する要素技術
- 3.1 LANスイッチの仕事
- 3.2 LANスイッチの内部構造(アーキテクチャ)
- 3.3 基本要素技術
- 3.4 各機能の実装
- 3.5 IPマルチキャストとLAN スイッチ
第4章 機種別アーキテクチャ
- 4.1 シスコシステムズ製LAN スイッチの概要
- 4.2 シスコシステムズ製LAN スイッチの基本構造
- 4.3 Catalystのアーキテクチャ
- 4.4 Catalyst 6500
- 4.5 Catalyst 4500と4900
- 4.6 Catalyst 3850とその他の固定型機種
- 4.7 IOSとIOS-XE
- 4.8 Nexusのアーキテクチャ
- 4.9 Nexus 7000
- 4.10 Nexus 7700
- 4.11 Nexus 6000
- 4.12 Nexus 5500
- 4.13 NX-OS
第5章 Catalyst の高信頼化(HA)技術
- 5.1 高信頼化(HA)技術の分類と概要
- 5.2 スーパバイザの二重化
- 5.3 VSS(Virtual Switching System)
- 5.4 IOS・IOS-XEのアップグレード
- 5.5 スタック
第6章 Nexus とNX-OS の高信頼化技術
- 6.1 Nexus とNX-OS における高信頼化の実際
- 6.2 vPC(virtual Port-Channel)
- 6.3 FabricPath(FP)
第7章 制御プロトコルの高信頼化
- 7.1 レイヤ2の高信頼化
- 7.2 リンクステート型ルーティングプロトコル
- 7.3 レイヤ3の高信頼化
第8章 LAN構築のケーススタディ
- 8.1 LANの階層設計
- 8.2 基本設計
- 8.3 高信頼化とQoS
- 8.4 運用管理のための工夫
- 8.5 使用機器についての補足
付録A コンフィグ一覧
付録B VRFとVDC
付録C 管理インターフェイス
付録D PIMによるIPマルチキャストの基礎
- D.1 ソースツリー
- D.2 RPF(Reverse Path Forwarding)チェック
- D.3 RPFネイバー
- D.4 RPツリー
- D.5 RPツリーとSPツリー
- D.6 RPとPIM Registration
- D.7 Last Hop SPT-Switchover
- D.8 Last Hop DRフェイルオーバー
- D.9 First Hop Redundancy ProtocolとPIM
- D.10 IGMPv2とIGMPv3
- D.11 Rendezvous Pointの設定
- D.12 MSDP(Multicast Source Discovery Protocol)
- D.13 IIFがOILに入るケース