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内容紹介
本書は、CCENT/CCNAの認定を目指す人のための公式ガイド。Cisco Pressのベストセラーシリーズの翻訳書です。2013年に改訂されたICND1の試験内容に対応しています。新ICND1は、旧ICND1からトピックの削除と追加が行われています。ICND1の合格により、CCENT認定を受ければ、CCNAへの最初のステップをクリアしたことになります。本書では、200超の対策問題を掲載し、章初めのテストで速読か熟読かを判断できます。重要ポイントのまとめ、試験準備の解説、数値対応表も収録。
書誌情報
- 著者: Wendell Odom, 株式会社クイープ(翻訳)
- ページ数: 936ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: インプレス
対象読者
CCENT/CCNA資格取得を目指している方。ネットワーク技術を基本から学びたい方。
著者について
Wendell Odom
1981 年からネットワーキング業界に従事している。これまで、ネットワークエンジニア、コンサルタント、システムエンジニア、インストラクター、講座クリエータとして活躍し、現在は執筆や認定ツールの作成に従事している。Cisco Press から出版された CCNA Official Certification Guide シリーズのすべての著者である。また、『CCNP ROUTE 642-902 Official Certification Guide』、『QoS 642-642 Exam Certification Guide』、『CCIE Routing and Switch Official Certification Guide』の共著者であり、他にもさまざまな書籍を執筆している。PearsonのCCNA 640-802 Network Simulatorとその次期バージョンのコンサルタントでもある。www.certskills.com において、学習ツール、自身のブログへのリンク、およびその他のリソースを管理している。
目次
はじめに
Part I ネットワーキングの基礎
第1章 TCP/IPとOSIのネットワーキングモデル
- 1.1 速習:ネットワーキング
- 1.2 TCP/IP ネットワーキングモデル
- 1.3 OSI ネットワーキングモデル
第2章 イーサネットLANの基礎
- 2.1 速習:LAN
- 2.2 UTP による物理イーサネットネットワークの構築
- 2.3 イーサネットネットワークでのデータ送信
第3章 WANの基礎
- 3.1 専用回線 WAN
- 3.2 WAN テクノロジーとしてのイーサネット
- 3.3 インターネットアクセス
第4章 IPv4のアドレッシングとルーティングの基礎
- 4.1 ネットワーク層の機能
- 4.2 IPv4 のアドレッシング
- 4.3 IPv4 のルーティング
- 4.4 IPv4 のルーティングプロトコル
- 4.5 ネットワーク層のその他の機能
第5章 TCP/IPトランスポートとアプリケーションの基礎
- 5.1 TCP/IP のレイヤ 4 プロトコル:TCP と UDP
- 5.2 TCP/IP アプリケーション
Part II イーサネットLANとスイッチ
第6章 スイッチを使ったイーサネットLANの構築
- 6.1 LAN スイッチングの概念
- 6.2 イーサネット LAN の設計上の選択肢
第7章 Cisco LANスイッチの導入と運用
- 7.1 Cisco Catalyst 2960 スイッチの CLI へのアクセス
- 7.2 Cisco IOS ソフトウェアの設定
第8章 イーサネットスイッチの設定
- 8.1 ルータと共通する機能の設定
- 8.2 LAN スイッチの設定と運用
第9章 イーサネットVLANの実装
- 9.1 仮想 LAN の概念
- 9.2 VLAN と VLAN トランキングの設定と確認
第10章 イーサネットLANのトラブルシューティング
- 10.1 ネットワークの検証とトラブルシューティングの概要
- 10.2 CDP を使った LAN トポロジの分析
- 10.3 スイッチインターフェイスのステータスの分析
- 10.4 スイッチによるフレームの転送先の予測
- 10.5 VLAN と VLAN トランクの分析
Part III IPv4のアドレッシングとサブネット化
第11章 IPv4のサブネット化の概要
- 11.1 サブネット化の概要
- 11.2 サブネット化とアドレッシングの要件の分析
- 11.3 設計上の選択
- 11.4 実装の計画
第12章 クラスフルIPv4ネットワークの分析
- 12.1 クラスフルネットワークの概念
- 12.2 クラスフルネットワークでの練習
第13章 サブネットマスクの分析
- 13.1 サブネットマスクの変換
- 13.2 サブネットマスクに基づくサブネット設計オプションの特定
第14章 既存のサブネットの分析
- 14.1 サブネットの定義
- 14.2 既存のサブネットの分析:2 進数
- 14.3 既存のサブネットの分析:10 進数
- 14.4 練習:既存のサブネットを分析する
Part IV IPv4の実装
第15章 Ciscoルータの使用
- 15.1 Cisco ルータの導入
- 15.2 Cisco ルータでの IPv4 サポートの有効化
第16章 IPv4のアドレスとルートの設定
- 16.1 IP ルーティング
- 16.2 接続ルートの設定
- 16.3 スタティックルートの設定
第17章 OSPFv2によるIPv4ルートの学習
- 17.1 ダイナミックルーティングプロトコルの機能の比較
- 17.2 速習:OSPF リンクステートルーティングプロトコル
- 17.3 OSPF の設定
第18章 ホスト接続の設定と検証
- 18.1 DHCP をサポートするためのルータの設定
- 18.2 ホストの IPv4 設定の検証
- 18.3 ping、traceroute、telnet によるテスト
Part V IPv4 アドレッシングの高度な概念
第19章 サブネットの設計
- 19.1 要件を満たすマスクの選択
- 19.2 すべてのサブネット ID の検出
第20章 VLSM
- 20.1 VLSM の概念と設定
- 20.2 VLSM の重複の検出
- 20.3 既存の VLSM 設計への新しいサブネットの追加
第21章 ルート集約
- 21.1 手動によるルート集約の概念
- 21.2 最適な集約ルートの選択
Part VI IPv4サービス
第22章 IPv4の基本的なACL
- 22.1 IPv4 の ACL の基礎
- 22.2 番号付き標準 ACL
- 22.3 標準 ACL を適用する練習
第23章 IPv4の高度なACLとデバイスセキュリティ
- 23.1 番号付き拡張 ACL
- 23.2 名前付き ACL と ACL の編集
- 23.3 デバイスのセキュリティ
第24章 NAT
- 24.1 IPv4 アドレスのスケーラビリティ
- 24.2 NAT の概念
- 24.3 NAT の設定とトラブルシューティング
Part VII IPv6
第25章 IPv6の基礎
- 25.1 IPv6 の概要
- 25.2 IPv6 アドレッシングの構造とルール
第26章 IPv6のアドレッシングとサブネット化
- 26.1 グローバルユニキャストアドレッシングの概念
- 26.2 ユニークローカルユニキャストアドレス
第27章 ルータでのIPv6アドレッシングの実装
- 27.1 ルータでのユニキャスト IPv6 アドレスの実装
- 27.2 ルータで使用される特殊なアドレス
第28章 ホストでのIPv6アドレッシングの実装
- 28.1 NDP
- 28.2 ホストの動的な IPv6 設定
- 28.3 ホストの IPv6 接続の検証
第29章 IPv6のルーティングの実装
- 29.1 IPv6 の接続ルートとローカルルート
- 29.2 IPv6 のスタティックルート
- 29.3 OSPFv3 によるダイナミックルート
Part VIII 直前対策
第30章 受験時のアドバイスと復習/30.1 試験の流れに関するアドバイス
- 30.2 試験前の復習