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内容紹介
「データ分析実務スキル検定(CBAS)シチズン・データサイエンティスト級(Citizen級)」唯一の公式テキスト! 試験範囲を網羅。模擬試験1回分を提供。
表の基本操作から、集計、データ前処理、データ分析まで表データ分析における一連のスキルが身につく!
●本書の主なトピック
【Excelの基礎】セル、関数、ピボットテーブルなど
【集計と可視化】ビジネス指標、グラフ、順位など
【データハンドリング】表の整形、エラー・空白・重複処理など
【データ分析基礎】クロス集計表、指標の算出と利用、共起パターン、仮説検証など
※模擬試験の完全データや解答は、出版社サイトからダウンロードできます。
●本試験の目的と対象
データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級(CBAS Citizen級)は、Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートのような表計算ソフトウェアを用いて表形式データの基礎的な集計・加工・分析を行う技能を測ることを目的としています。
データ分析の専門職ではない方で、データ分析を実務で活用している、もしくはこれから活用したいと考えている実務家の方を主な対象としています。
●本試験の内容
試験内容としては、平均値や最頻値などの集計値を理解していることに加えて、Excelを使ったデータの前処理・抽出・要約・可視化のスキルを習得しておく必要があります。これらのスキルをもとに、データ分析後の要因分析や感度分析を行って仮説の検証が進められるかについても評価されます。
書誌情報
- 著者: 株式会社ピープルドット
- 発行日: 2024-09-11 (紙書籍版発行日: 2024-09-11)
- 最終更新日: 2024-09-11
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 272ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
◎Excelのピボットテーブルや関数を使ってデータ分析をしている営業・マーケティング・人事・経理・総務などのビジネスパーソン ◎企業の事業サイドで一定のデータハンドリングスキルを証明する必要がある方
著者について
株式会社ピープルドット
社会人向けデータサイエンススクール「データミックス」や「データ分析実務スキル検定(CBAS)」を運営するほか、DXに取り組む企業向けにビジネス課題の発見・解決を行うデータ人材の育成やコンサルティングサービスを提供。また、データサイエンスやAIを活用した事業創造やプロダクト開発を推進している。
目次
「データ分析実務スキル検定 シチズン・データサイエンティスト級」について
本書について
Part1 検定の概要とデータ分析
序章 はじめに―CBAS Citizen級とは
- 0-1 CBAS Citizen級の試験概要
- 0-1-1 試験方式
- 0-1-2 受験申し込みの流れ
- 0-1-3 試験の難易度について
- 0-1-4 試験内容と難易度の補足
- 0-2 シラバス詳細
- 0-2-1 本書の内容について
Part2 Excelの基礎
第1章 データ分析の全体像
第2章 Excelの基礎とセルの扱い
- 2-1 Excelをもっと使いこなそう
- 2-1-1 Excelの良いところ
- 2-1-2 Excelの基本画面と名称
- 2-1-3 Excelのバージョン情報
- 2-1-4 Excelのショートカット
- 2-2 セル(Cell)とは
- 2-2-1 セルへの入力
- 2-2-2 数式の入力
- 2-3 セル参照とセル範囲(Range)
- 2-3-1 列全体や行全体を指定したい場合
- 2-4 Excelにおける演算記号(Operator)
- 2-5 セルの修正方法を理解する
- 2-5-1 編集モードについて
- 2-5-2 トレースについて
第3章 ワークシート関数の扱い
- 3-1 ワークシート関数
- 3-1-1 関数の練習(MIN関数/MAX関数)
- 3-1-2 LARGE関数を使う
- 3-1-3 SMALL関数を使う
- 3-2 基本関数
- 3-2-1 SUM関数
- 3-2-2 AVERAGE関数
- 3-2-3 IF関数
- 3-2-4 COUNTIF関数
- 3-2-5 COUNTIFS関数
- 3-2-6 VLOOKUP関数
- 3-2-7 HLOOKUP関数
- 3-3 参照関数
- 3-3-1 MATCH関数
- 3-3-2 OFFSET関数
- 3-3-3 INDEX関数
- 3-4 集計関数
- 3-4-1 SUMIF関数
- 3-4-2 SUMIFS関数
- 3-4-3 AVERAGEIF関数/AVERAGEIFS関数
- 3-5 除算関数
- 3-5-1 QUOTIENT関数
- 3-5-2 MOD関数
- 3-5-3 除算関数を連続値に適用する
第4章 グラフの作り方
- 4-1 1変数のグラフ
- 4-1-1 1変数のグラフ—量的変数:ヒストグラム
- 4-1-2 1変数のグラフ—質的変数:バーチャート/円グラフ
- 4-2 2変数のグラフ
- 4-2-1 量的変数×量的変数の場合:散布図
- 4-2-2 2変数のグラフ—量的変数×質的変数:バーチャートとヒストグラム
- 4-2-3 2変数のグラフ—質的変数×質的変数:積み上げバーチャートとクロス表のヒートマップ
第5章 ピボットテーブル
- 5-1 クロス集計表とピボットテーブル
- 5-1-1 マルチインデックスについて
- 5-1-2 クロス集計表作りの注意点
- 5-2 クロス集計表
- 5-2-1 質的変数×質的変数のクロス集計の手順
- 5-2-2 質的変数×質的変数×量的変数のクロス表の手順
- 5-3 マルチインデックス
- 5-3-1 質的変数A×質的変数B×質的変数Cのマルチインデックス・クロス表
- 5-3-2 質的変数A×質的変数B×質的変数C×量的変数D
Part3 基礎集計
第6章 ビジネス課題の明確化とKPIツリー
- 6-1 ビジネス課題の明確化
- 6-1-1 KPIツリーによる現状把握
- 6-1-2 KPIツリーによる施策検討
- 6-2 KPIツリーの利用
- 6-2-1 KPIツリーとは
- 6-2-2 KPIツリーによる要因分析
第7章 ヒストグラムと基礎的な可視化
- 7-1 分析を行う際に最初に知っておくべき情報
- 7-2 基礎的な可視化を行う方法
- 7-2-1 関数を使った基本統計量の確認
- 7-2-2 ヒストグラムによる可視化
- 7-2-3 散布図による可視化
第8章 順位・ユニーク値
- 8-1 データ分析の前に行うと便利な処理とは
- 8-2 順位・ユニーク値の計算方法
- 8-2-1 順位の計算(RANK関数)
- 8-2-2 ユニーク値の抽出(UNIQUE関数)
Part4 データハンドリング
第9章 表の整形
- 9-1 表の行と列を逆にする(貼り付けオプションの使用)
- 9-2 列の順序を変更する
- 9-3 データを1列に整える
第10章 さまざまなデータ型
- 10-1 データ型の種類と特徴
- 10-2 セルに与えられた値のデータ型を確かめる方法
- 10-3 データ型に応じた基本処理を理解する
- 10-3-1 数値データの処理
- 10-3-2 文字列データの処理
- 10-3-3 日付・時間データの処理
- 10-3-4 ブール値(真偽値)の処理
- 10-3-5 エラー値の処理
- 10-3-6 空白データの扱い
- 10-4 各データ型の関数を理解して使いこなす
第11章 パターンの網羅
- 11-1 除算系関数を利用して全パターンを抽出する
- 11-1-1 パターンを抽出する関数の入力
- 11-2 既存の表データから、全パターンのリストを抽出する
第12章 エラーの処理
- 12-1 エラーの種類と発生理由
- 12-2 エラー処理のためのExcel関数
第13章 空白の処理
- 13-1 空白箇所を特定する
- 13-1-1 条件付き書式を使用して目視する
- 13-1-2 [検索と選択]機能を利用する
- 13-2 空白の個数を調べる
- 13-3 空白に値を代入する
第14章 重複の処理
- 14-1 重複を特定して一意のデータをリストアップする
- 14-2 複数の表における重複や差分を検出する
第15章 結合セルの処理
- 15-1 セルの結合を使う/セルの結合を解除する
- 15-1-1 複数のセルを結合する
- 15-1-2 セルの結合を解除する
- 15-2 結合されたセルのセル参照
- 15-2-1 セル結合後の参照変化を確認する
- 15-2-2 結合セルに対処してセル参照を更新する
第16章 フラグを付ける
- 16-1 条件を式で表現する
- 16-1-1 フラグ列を使わない方法
- 16-1-2 ヘルパーセル
- 16-2 別の表に含まれているデータのみにフラグを付ける場合
- 16-3 複数列にわたるデータに対して条件判定を行いフラグを付ける場合
第17章 データ振り分け
- 17-1 除算系の関数を使ってグループ分けする
- 17-2 乱数系の関数を使ってグループ分けする
- 17-3 ランダムサンプリングを行いつつ、均等なグループ分けを行う場合
Part5 データ分析基礎
第18章 クロス集計表
- 18-1 クロス集計でできることを確認する
- 18-2 実際にクロス集計をいくつかの方法で出力してみよう
- 18-2-1 COUNTIFS関数を使う方法
- 18-2-2 ピボットテーブルを使用する方法
- 18-3 より複雑な条件でのクロス集計
第19章 指標を使う
- 19-1 指標の特定
- 19-2 特定の条件を満たす場合の指標を集計する
- 19-2-1 COUNTIFS関数を使う方法
- 19-2-2 ピボットテーブルを使用する方法
第20章 共起パターンの抽出
- 20-1 共起パターンに興味があるシチュエーション
- 20-2 アソシエーション分析の実装方法と解釈
- 20-2-1 AとBが一緒に発生している件数は全体のうちどれくらいか(支持度)
- 20-2-2 Aが発生している件数のうち、AとBが一緒に発生している件数はどれくらいか(信頼度)
- 20-2-3 Aが発生している件数のうち、AとBが一緒に発生している割合は、すべてのデータの中でBが発生している割合よりどれくらい多いか(リフト値)
- 20-2-4 アソシエーション分析の解釈
第21章 感度分析
- 21-1 目的変数と説明変数の定式化
- 21-2 各説明変数を動かしたときの目的変数の変化の確認方法
第22章 仮説検証
- 22-1 一般的な仮説
- 22-2 仮説を検証するための分析
第23章 シミュレーション
- 23-1 シミュレーションが必要なケースとは
- 23-2 説明変数が特定の条件で確率的に変化する場合のシミュレーション