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内容紹介
「時間をかけて作ったのに、最後まで読まれない」「パッと見た瞬間に「読みにくいね」と言われた」「意図したことが、正しく伝わらない」資料づくりでそんな経験はありませんか?PowerPointのスライドもWordの資料も、デザインリテラシーを身につければ誰でも思い通りに作れるようになります。情報の整理の仕方から、秩序のあるレイアウトの考え方、文字(フォント)の選び方、理解を助ける色の使い方など、今すぐ実践できる資料づくりのヒントが満載です。
書誌情報
- 著者: 佐藤好彦
- 発行日: 2015-08-12 (紙書籍版発行日: 2015-08-12)
- 最終更新日: 2015-08-12
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 192ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
ビジネスパーソン、学生、研究者、デザイナー。資料をわかりやすく伝わりやすくしたい人、資料をセンスよくしたい人、そもそも資料作りが苦手な人。
著者について
佐藤好彦
ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー。ウェブなどのデザイン・プランニングを中心に、デザイン関連の書籍や雑誌記事の執筆、講演なども手がけている。著書に『デザインの教室-手を動かして学ぶデザイントレーニング』『デザインの授業-目で見て学ぶデザインの構成術』(以上MdN)、『フラットデザインの基本ルール』(インプレス)、『ウェブサイト制作のワークフローと基礎技術』(技術評論社)など。東京造形大学非常勤講師。
目次
はじめに
目次
第1章 まず、情報の整理から
- 1-01 論理的な思考によるデザイン
- 1-02 無計画が、ムダを生む
- 1-03 無計画なデザインは、デザインではない
- 1-04 多すぎる情報は無に等しい
- 1-05 分けることから、情報を構造化する
- 1-06 情報の構造=デザインの構造
- 1-07 構造を示すためのデザイン
- 1-08 秩序がシンプルなデザインを生む
- 1-09 キーワードを脳裏に焼きつかせる
- 1-10 シンプルなデザインによる効率化
- コラム シミュレーションする力と価値判断
- 第1章 最重要ポイント
第2章 秩序のあるレイアウト
- 2-01 「揃える」ことで、位置に意味が生まれる
- 2-02 「揃える」ことを繰り返す
- 2-03 繰り返すことの効果
- 2-04 描かれていない線を感じさせる
- 2-05 情報の内容とレイアウトを関連づける
- 2-06 視線の動きとスペースの役割
- 2-07 囲みを作らずに、ページを分割する
- 2-08 中央揃えを避ける
- 2-09 コントラストは大胆に
- 2-10 余白を活かす
- 2-11 ページの隅からレイアウトしていく
- 2-12 マージンが読みやすさを確保する
- コラム センスのいらない世の中なのか?
- 第2章 最重要ポイント
第3章 文字が情報を伝える
- 3-01 情報を伝えるデザインでは、文字が主役
- 3-02 明朝とゴシック
- 3-03 明朝とゴシック、各一書体に限定する
- 3-04 ファミリーでメリハリをつける
- 3-05 質の高いフォントを使う
- 3-06 情報と文字の表現を結びつける
- 3-07 細い文字や明朝を見出しに
- 3-08 約物を効果的に使う
- 3-09 文章を読みやすく見せる
- 3-10 行間と行長が読みやすさを左右する
- 3-11 小見出しを読みやすくする
- 3-12 ひとまとまりに見せる文字間調整
- 3-13 欧文書体の選び方
- コラム デザインのルールはデザインの内部にある
- 第3章 最重要ポイント
第4章 色が理解をたすける
- 4-01 色を使うメリットとむずかしさ
- 4-02 多くの色を使いすぎない
- 4-03 色相・明度・彩度で色を把握する
- 4-04 トーンで色と印象を結びつける
- 4-05 パソコンのカラーピッカーのしくみ
- 4-06 暖色・寒色から色の方向性を決める
- 4-07 鮮やかな色を調整する
- 4-08 「揃える」を利用して、調和した色を選ぶ
- 4-09 色相の距離でカラフルさを調整する
- 4-10 パレットを作って、色に役割を持たせる
- 4-11 アクセントカラーでメリハリを
- 4-12 情報を色で表現する
- 4-13 明るいグレーを活用する
- 4-14 色と色をぶつけない
- 4-15 グラデーションは使わない
- コラム デザインのレトリック
- 第4章 最重要ポイント
第5章 図版で伝える
- 5-01 グラフはメッセージになる
- 5-02 グラフはシンプルな表現で
- 5-03 シンプルな表現でデータを実感させる
- 5-04 しくみをチャートにする
- 5-05 枠をとりはらってみよう
- 5-06 写真の使い方を理解しよう
- 5-07 トリミングは情報の編集
- 5-08 写真の余白を活用しよう
- 5-09 モノクロ写真は階調を調整する
- コラム 論理を視覚的に表現する
- 第5章 最重要ポイント
第6章 実践的デザインのポイント
- 6-01 背景の選択で方向性が決まる
- 6-02 読めなければ何も伝わらない
- 6-03 文字の大きさより、余白とメリハリ
- 6-04 キーワードを印象づける
- 6-05 箇条書きの表現
- 6-06 ページ構成にメリハリをつける
- 6-07 写真で雰囲気や感情を伝える
- 6-08 見取り図をつける
- 6-09 スライドから飛び出る
- 6-10 ハガキ・フライヤーのデザイン
- 6-11 ページ物は文字表現から
- 6-12 レイアウト用紙を作る
- 6-13 グリッドデザインの考え方
- 6-14 マンネリになる理由
- 6-15 デザインの発注
- 6-16 修正のディレクション
- 6-17 デザイン力を高めるために
- 第6章 最重要ポイント