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血と汗とピクセル 大ヒットゲーム開発者たちの激戦記
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血と汗とピクセル 大ヒットゲーム開発者たちの激戦記

グローバリゼーションデザイン研究所

1,309円 (1,190円+税)

販売終了 大ヒットしたビデオゲーム開発現場の苦闘を描いたノンフィクション。全米ベストセラーに入り、9か国語に翻訳された話題作。

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内容紹介

大ヒットしたビデオゲームはどう生み出されたのか? 約百人ものインタビューから描き出される開発現場の情熱、混乱、絶望、そして歓喜。

倒産間際の崖っぷちからクラウドソーシングで起死回生した会社、たった一人で5年近くかけて開発して数十億円を売り上げた青年、リリース時に大失敗するが改善を重ねて数千万本売れたゲーム、大ヒット間違いなしとされながら開発中止で闇に消えた幻の大作など、ゲーム開発にまつわるエピソードが全10章で語られる。

具体的には「ウィッチャー3」、「スターデューバレー」、「ディアブロⅢ」、「ショベルナイト」、「アンチャーテッド4(海賊王と最後の秘宝)」、「デスティニー」といったタイトルが取り上げられている。

英語原著は『Blood, Sweat, and Pixels』(HarperCollins Publishers、2017年9月)。

一部の章の内容

第2章 アンチャーテッド4
人気シリーズ第4作の開発中、ディレクターが突然退職してしまう。この事態を受け、巨大チームを率いることになったのはドラックマンとストレイリーだった。リリースまで残された時間はわずかだったにもかかわらず、2人は大幅に手を入れる決断を下す。チームはぎりぎりの状況ながら、細部にこだわって作り込んでいく…

第3章 スターデューバレー
バローンは大学卒業後、プログラマーの採用試験を受けるが通らない。そこで開発実績にしようとゲームを作り始める。自分自身を内向的と考える彼は、プログラミングから作曲まで全部一人でこなしていた。恋人であるハーグマンに収入を頼りながら、5年近くかけてついに完成させる。そしてゲームを公開すると…

第7章 ショベルナイト
ベラスコたち5人は古き良きファミコン・ゲームを彷彿とさせるタイトルを作りたいと会社に提案するが、会社の経営方針と合わずに却下されてしまう。そこで5人は退職を決意して独立する。クラウドファンディングを活用し、どうにか資金は調達できた。しかし開発期間が延びたせいで、集めた資金は底を突いてしまう…

第10章 スターウォーズ1313
近年停滞気味だったルーカスアーツ社は、スターウォーズ1313で巻き返しを図ろうとしていた。ジョージ・ルーカスの一声で主人公を入れ替える出来事もあったが、ゲーム業界イベントE3では絶賛を受け、素晴らしい作品に仕上がる予感が漂っていた。そんな中、会社の命運を左右する衝撃的なニュースが舞い込んでくる…

書誌情報

  • 著者: ジェイソン・シュライアー(著), 西野竜太郎(訳)
  • ページ数: 398ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF, EPUB
  • 出版社: グローバリゼーションデザイン研究所

対象読者

ゲームを中心としたソフトウェア開発現場に興味のある方

著者について

ジェイソン・シュライアー

ゲーム業界とゲーム文化を伝えるウェブサイト「コタク」(Kotaku)のニュース編集者。業界の難題を粘り強く報道する姿勢に定評がある。これまでワイアード誌でゲーム分野の記事を担当したり、ニューヨーク・タイムズ紙、エッジ誌、ペースト誌、ジ・オニオン・ニューズ・ネットワークなどさまざまなメディアに寄稿したりしている。本書がデビュー作となる。

西野竜太郎

IT分野の英語翻訳者。著書に『アプリケーションをつくる英語』(達人出版会/インプレス)などがある。同書で第4回ブクログ大賞(電子書籍部門)を受賞。産業技術大学院大学修了、東京工業大学博士課程単位取得退学。

目次

イントロダクション

注記

第1章 ピラーズ・オブ・エターニティー

第2章 アンチャーテッド4

第3章 スターデューバレー

第4章 ディアブロⅢ

第5章 ヘイロー・ウォーズ

第6章 ドラゴンエイジ:インクイジション

第7章 ショベルナイト

第8章 デスティニー

第9章 ウィッチャー3

第10章 スター・ウォーズ1313

エピローグ

謝辞

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