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内容紹介
サーバーレス開発のデファクトスタンダード!AWSAmplifyでフロント=バックを一元開発!!
そのデファクトスタンダードとなりつつあるのが「AWSAmplify」だ。データベースやアカウント管理などのバックエンドを管理するツール「AWSAmplifyAtudio」により高度な知識がなくともバックエンドを効率よく開発管理できる。AWSAmplify+AWSAmplifyStudioでクラウドベースアプリケーション開発を実現しよう!
「本書まえがきより抜粋」
クラウド開発環境の本命「AWSAmplify」
AWSAmplifyは「バックエンドはAWSのサービスで実装」「フロントエンドはReactなどを使い、専用ライブラリでバックエンドと連携」という形でフロント=バックをきれいに一元管理します。また、バックエンドの開発のために「AmplifyStudio」という専用のWebベースアプリケーションが提供され、これによりサインインの管理、データベースやS3のファイルアクセス、Lambdaを使った関数の呼び出しなどをビジュアルに管理できるようにします。
ただし、これらを使いこなしてフロント=バックを一括で開発するためには、さまざまな技術を身につける必要があります。AmplifyStudioの使い方はもちろん、AWSの主なサービスの使い方、フロントエンドのUI設計に用いるFigmaによるデザイン、さらにはフロントエンドのReactの技術も必要となるでしょう。これらを1つ1つ学んでいこうとしたら、すべてを理解するのはいつになるかわかりません。そこで、「AWSAmplifyによる開発に必要な技術を一冊で全て学ぶ」というコンセプトのもとに執筆したのが本書です。本書は、「とりあえずJavaScriptベースのプログラミングはなんとかわかる」という人を対象に、AWSAmplifyでアプリケーション開発を行うために必要となる技術全般をまとめて説明します。本書を読めば、AWSAmplifyで簡単なWebアプリケーションぐらいすぐに作れるようになるでしょう。
「すべてをクラウドに」――AWSAmplifyを使えば、それも実現不可能ではありません。本書でAmplifyを体験してみてくだ’さい。クラウドのイメージがひょっとしたら大きく変わるかもしれませんよ。
2022年7月掌田津耶乃
書誌情報
- 著者: 掌田 津耶乃
- 発行日: 2022-08-25 (紙書籍版発行日: 2022-08-25)
- 最終更新日: 2022-08-25
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 360ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: ラトルズ
対象読者
著者について
掌田 津耶乃
日本初のMac専門月刊誌「Mac+」の頃から主にMac系雑誌に寄稿する。ハイパーカードの登場により「ビギナーのためのプログラミング」に開眼。以後、Mac、Windows、Web、Android、iOSとあらゆるプラットフォームのプログラミングビギナーに向けた書籍を執筆し続ける。
近著:「Node.jsフレームワーク超入門」(秀和システム)「Swift PlaygroundsではじめるiPhoneアプリ開発入門」(ラトルズ)「Power Automate for Desktop RPA開発 超入門」(秀和システム)「Colaboratoryでやさしく学ぶJavaScript入門」(マイナビ)「Power Automateではじめる ノーコードiPaaS開発入門」(ラトルズ)「ノーコード開発ツール超入門」(秀和システム)「見てわかる Unity Visual Scripting超入門」(秀和システム)
目次
Chapter1 AWS Amplifyを使おう
- 1.1. AWS Amplify を準備する
- 1.2. サンプルアプリを作成する
Chapter2 Amplify Studioでバックエンドを設計する
- 2.1. React アプリケーションの作成
- 2.2. Amplify Studio とユーザー認証
- 2.3. データモデルの設計
Chapter3 FigmaによるUI設計
- 3.1. Figma の基本操作
- 3.2. Figma でデザインする
- 3.3. グラフィックの作成
- 3.4. データモデル用コンポーネントの利用
Chapter4 Reactによるフロントエンド開発
- 4.1. React アプリケーションの基本
- 4.2. React コンポーネントの設計
- 4.3. ステートフックと副作用フック
- 4.4. React コンポーネントを活用する
Chapter5 DataStoreによるデータベースアクセス
- 5.1. コレクションコンポーネントの利用
- 5.2. React と DataStore の利用
- 5.3. モデルデータの操作
Chapter6 GraphQLによるデータの利用
- 6.1. Amplify Mock と GraphQL
- 6.2. コードから GraphQL を利用する
- 6.3. GraphQL によるデータの書き換え
Chapter7 S3ストレージとLambda関数
- 7.1. Amazon S3 の利用
- 7.2. ファイルの基本操作
- 7.3. Lambda 関数の利用
- 7.4. Lambda から AWS の機能を使う
Chapter8 JavaScriptベースによるフロントエンド開発
- 8.1. JavaScript ベースのアプリケーション作成
- 8.2. Amplify の機能を利用する