関連サイト
本書の関連ページが用意されています。
内容紹介
AWS Lambdaの新しい機能として、好きな言語でサーバーレス関数を実行できるカスタムランタイム(Lambda Custom Runtime)が追加されました。本書は、このカスタムランタイムをPHPで使うための解説書です。基本的な実行方法から独自のランタイムを作成し利用する方法まで紹介し、さらにいくつかのPHPフレームワークを実際にLambda上で動かすまでの流れも解説しています。PHP以外の言語でカスタムランタイムを実行する際にも役に立つ一冊です。
書誌情報
- 著者: 木村 俊彦
- 発行日: 2019-09-20
- 最終更新日: 2019-09-20
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 104ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス NextPublishing
対象読者
PHP,カスタムランタイム,フレームワーク,Lambda,AWS,Amazon,サーバーレスに興味がある人
著者について
木村 俊彦
宮城県出身・在住。学生時代からプログラミングに勤しみ、そのままシステム開発会社へ就職。その後Web制作会社を経て、現在はPHPやNode.jsのアプリケーション開発やAWSやAzureの設計構築を担当。最近はDockerやKubernetesなどのコンテナ周りやIoT関係に興味あり。PHPカンファレンス仙台コアスタッフ、技術同人誌サークル「杜の都の開発室」主宰。
目次
第1章 必要なものをそろえよう
- 1.1 Docker
- 1.2 AWSアカウント
- 1.3 AWS CLI
- 1.4 SAM CLI
第2章 早速使ってみよう
- 2.1 Lambdaの設定をする
- 2.2 API Gatewayの設定をする
- 2.3 呼び出してみる
第3章 応用して使ってみよう
- 3.1 必要なものを用意する
- 3.2 PHP7.1をビルドする
- 3.3 ビルドした実行環境に差し替える
- 3.4 boorstrapとphp.iniの変更
- 3.5 再アップロードして新バージョンの作成
- 3.6 Amazon S3からレイヤーをアップロードする方法
- 3.7 拡張を追加してみる
- 3.8 PHP5.6をビルドする
第4章 コマンドでデプロイしよう
- 4.1 AWS CLIで操作してみる
- 4.2 SAM CLIで操作する
- 4.3 デプロイしたアプリケーションを削除する
第5章 フレームワークを使ってみよう
- 5.1 前提条件
- 5.2 Slim Framework 3
- 5.3 CodeIgniter
- 5.4 CakePHP3
- 5.5 Yii Framework
- 5.6 Laravel
- 5.7 Phalcon
- 5.8 所感
第6章 サンプル的なアプリケーションを構築してみよう
- 6.1 前提条件
- 6.2 アプリケーション構築
- 6.3 SAMテンプレートの構築
- 6.4 デプロイ&動作確認する
- 6.5 ローカルで実行する