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AWSではじめる クラウド開発入門

マイナビ出版

3,498円 (3,180円+税)

東京大学の講義内容の一部を増補して書籍化!本書は、東京大学計数工学科で2021年度S1/S2タームに開講された"システム情報工学特論"の講義資料の一部を元に修正・増補して書籍化したものです。

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内容紹介

本書は、東京大学計数工学科で2021年度S1/S2タームに開講された"システム情報工学特論"の講義資料の一部を元に修正・増補して書籍化したものです。本書の目的は、クラウドの初心者を対象としてクラウドの基礎的な知識・概念を解説することです。Amazon Web Serviceが提供するクラウド環境を実例として、具体的なクラウドの利用方法をハンズオンにより学びます。

■本書の特徴:

1.初心者でも実践的な知識が身につく

本書はクラウドの初心者を対象としていますが、実践的な知識を学べます。AWSの提供するクラウド環境を例に、手を動かしながら知識を身につけられます。

2.コードで学べる

サーバー構成などをコードで管理する方法を丁寧に解説しています。AWSをコードで管理する方法を実際に手を動かしながら学ぶことができます。

3.豊富な図解

AWSのサービスや構築に関わる内容を概念図によって丁寧に解説しています。はじめての学習でも最後まで学べるような構成にしてあります。

書誌情報

  • 著者: 真野 智之
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2021-09-27)
  • 最終更新日: 2021-09-27
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 368ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF
  • 出版社: マイナビ出版

対象読者

著者について

真野 智之

情報理工学博士(東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻). 2021年より日本学術振興会特別研究員(PD)(現職).沖縄科学技術大学院大学(OIST)にてポスドク研究員として働く.現在の研究分野は神経科学・神経情報学.趣味は料理・ランニング・鉄道・アニメ,村上春樹の熱烈な愛読家.

目次

はじめに

Chapter 1 はじめに

  • 1-1 本書の目的・内容
  • 1-2 本書のフィロソフィー
  • 1-3 AWSアカウント
  • 1-4 環境構築
  • 1-4-1 ハンズオン実行用の Docker Image
  • 1-5 前提知識
  • 1-6 本書で使用する表記について

Chapter 2 クラウド概論

  • 2-1 クラウドとは?
  • 2-2 なぜクラウドを使うのか?

Chapter 3 AWS入門

  • 3-1 AWSとは?
  • 3-2 AWSの機能・サービス
  • 3-2-1 計算
  • 3-2-2 ストレージ
  • 3-2-3 データベース
  • 3-2-4 ネットワーク
  • 3-3 Region と Availability Zone
  • 3-4 AWSでのクラウド開発
  • 3-4-1 コンソール画面からリソースを操作する
  • 3-4-2 APIからリソースを操作する
  • 3-4-3 ミニ・ハンズオン: AWS CLI を使ってみよう
  • 3-5 CloudFormation と AWS CDK
  • 3-5-1 CloudFormation による Infrastructure as Code(IaC)
  • 3-5-2 AWS CDK

Chapter 4 Hands-on #1:初めてのEC2インスタンスを起動する

  • 4-1 準備
  • 4-2 SSH
  • 4-3 アプリケーションの説明
  • 4-3-1 VPC(Virtual Private Cloud)
  • 4-3-2 Security Group
  • 4-3-3 EC2(Elastic Compute Cloud)
  • 4-4 プログラムを実行する
  • 4-4-1 Python の依存ライブラリのインストール
  • 4-4-2 AWS のシークレットキーをセットする
  • 4-4-3 SSH鍵を生成
  • 4-4-4 デプロイを実行
  • 4-4-5 SSH でログイン
  • 4-4-6 起動した EC2 インスタンスで遊んでみる
  • 4-4-7 AWS コンソールから確認
  • 4-4-8 スタックを削除
  • 4-5 小括

Chapter 5 Hands-on #2:AWS でディープラーニングを実践

  • 5-1 なぜ機械学習をクラウドで行うのか?
  • 5-2 GPU による深層学習の高速化
  • 5-3 準備
  • 5-4 アプリケーションの説明
  • 5-4-1 DLAMI(Deep Learning Amazon Machine Image)
  • 5-5 スタックのデプロイ
  • 5-6 ログイン
  • 5-7 Jupyter Notebook の起動
  • 5-8 PyTorchはじめの一歩
  • 5-9 実践ディープラーニング! MNIST手書き数字認識タスク
  • 5-10 スタックの削除

Chapter 6 Docker 入門

  • 6-1 クラウドシステムの構築に向けて
  • 6-2 機械学習の大規模化
  • 6-3 Docker とは
  • 6-4 Docker チュートリアル
  • 6-4-1 Docker 用語集
  • 6-4-2 Image をダウンロード
  • 6-4-3 Image を起動
  • 6-4-4 自分だけの Image を作る
  • 6-5 Elastic Container Service(ECS)

Chapter 7 Hands-on #3:AWS で自動質問回答ボットを走らせる

  • 7-1 Fargate
  • 7-2 準備
  • 7-3 Transformer を用いた question-answering プログラム
  • 7-4 アプリケーションの説明
  • 7-4-1 ECS と Fargate
  • 7-5 スタックのデプロイ
  • 7-6 タスクの実行
  • 7-7 タスクの同時実行
  • 7-8 スタックの削除

Chapter 8 Hands-on #4:AWS Batch を使って機械学習のハイパーパラメータサーチを並列化する

  • 8-1 クラウドを用いた機械学習モデルの最適化
  • 8-1-1 Auto scaling groups (ASG)
  • 8-2 AWS Batch
  • 8-3 準備
  • 8-4 MNIST 手書き文字認識(再訪)
  • 8-5 アプリケーションの説明
  • 8-6 スタックのデプロイ
  • 8-7 Docker image を ECR に配置する
  • 8-8 単一のジョブを実行する
  • 8-9 並列に複数の Job を実行する
  • 8-10 スタックの削除
  • 8-11 クラウドを用いた機械学習アプリケーションの開発とデバッグ
  • 8-12 小括

Chapter 9 ウェブサービスの作り方

  • 9-1 個人のためのクラウドからみんなのためのクラウドへ
  • 9-2 ウェブサービスの仕組み Twitter を例に
  • 9-3 REST API
  • 9-4 Twitter API

Chapter 10 Serverless architecture

  • 10-1 Serverful クラウド(従来型)
  • 10-2 Serverless クラウドへ
  • 10-3 サーバーレスクラウドを構成するコンポーネント
  • 10-1-1 Lambda
  • 10-3-2 サーバーレスストレージ:S3
  • 10-3-3 サーバーレスデータベース:DynamoDB
  • 10-3-4 その他のサーバーレスクラウドの構成要素

Chapter 11 Hands-on #5:サーバーレス入門

  • 11-1 Lambda ハンズオン
  • 11-1-1 デプロイ
  • 11-1-2 Lambda 関数の実行
  • 11-1-3 スタックの削除
  • 11-2 DynamoDB ハンズオン
  • 11-2-1 デプロイ
  • 11-2-2 データの読み書き
  • 11-2-3 大量のデータの読み書き
  • 11-2-4 スタックの削除
  • 11-3 S3 ハンズオン
  • 11-3-1 デプロイ
  • 11-3-2 データの読み書き
  • 11-3-3 スタックの削除

Chapter 12 Hands-on #6:Bashoutter

  • 12-1 準備
  • 12-2 アプリケーションの説明
  • 12-2-1 API
  • 12-2-2 アプリケーションアーキテクチャ
  • 12-2-3 Public access mode の S3 バケット
  • 12-2-4 API のハンドラ関数
  • 12-2-5 AWS における権限の管理(IAM)
  • 12-2-6 API Gateway
  • 12-3 アプリケーションのデプロイ
  • 12-4 API リクエストを送信する
  • 12-5 大量の API リクエストをシミュレートする
  • 12-6 Bashoutter GUI を動かしてみる
  • 12-7 アプリケーションの削除
  • 12-8 小括

Chapter 13 Hands-on #7:boto3 道場

  • 13-1 boto3 の基本
  • 13-1-1 boto3 のインストール
  • 13-1-2 client と resource
  • 13-1-3 boto3 におけるシークレットキーの設定
  • 13-2 S3 道場
  • 13-2-1 デプロイ
  • 13-2-2 LEVEL 1: Basic IO
  • 13-2-3 LEVEL 2: In-memory data transfer
  • 13-2-4 LEVEL 3: Presigned URL
  • 13-2-5 スタックの削除
  • 13-3 DynamoDB 道場
  • 13-3-1 デプロイ
  • 13-3-2 LEVEL 1: Basic Read and Write
  • 13-3-3 LEVEL 2: Query and Scan
  • 13-3-4 LEVEL 3: Backing up a Table
  • 13-3-5 スタックの削除
  • 13-4 小括

Chapter 14 Hands-on #8:シン・Bashoutter

  • 14-1 シン・Bashoutter プロジェクトの概要
  • 14-2 STEP 1: ドメインの設定と CloudFront の配置
  • 14-2-1 Route 53 でドメインを取得
  • 14-2-2 AWS Certificate Manager(ACM)で証明書を取得
  • 14-2-3 アプリケーションの説明
  • 14-2-4 スタックのデプロイ
  • 14-2-5 GUI の配置
  • 14-2-6 スタックの削除
  • 14-3 STEP 2: Cognito によるユーザー認証の追加
  • 14-3-1 アプリケーションの説明
  • 14-3-2 スタックのデプロイ
  • 14-3-3 CLI から認証保護された API エンドポイントを呼ぶ
  • 14-3-4 GUI をデプロイ
  • 14-3-5 スタックの削除

Chapter 15 Hands-on #9:深層学習を用いたアート自動生成アプリケーション

  • 15-1 Neural Art Canvas プロジェクト
  • 15-2 Neural style transfer
  • 15-3 ローカルで Neural style transfer を実行
  • 15-4 Step Functions
  • 15-5 Lambda layers
  • 15-6 アプリケーションの説明
  • 15-7 アプリケーションのデプロイ
  • 15-8 画像の生成(コマンドライン から)
  • 15-9 画像の生成(GUI から)
  • 15-10 アプリケーションの削除

Appendix 環境構築

  • A-1 本書で必要な計算機環境
  • A-2 AWS アカウントの取得
  • A-3 AWS のシークレットキーの作成
  • A-4 AWS CLI のインストール
  • A-5 AWS CDK のインストール
  • A-6 WSL のインストール
  • A-7 Docker のインストール
  • A-8 Python venv クイックガイド
  • A-9 ハンズオン実行用の Docker image の使い方

謝辞

著者紹介

Index

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