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内容紹介
■AWS認定とは
AWS 認定試験は、AWSに関する知識・スキルを測るための試験です。レベル別・カテゴリー別に認定され、基礎コース・アソシエイト・プロフェッショナルの3つのレベルと、ネットワークやセキュリティなど分野ごとの専門知識(スペシャリティ)があります。またアソシエイトとプロフェショナルは、アーキテクト・開発者・運用者の3つのカテゴリーを用意し、それぞれの専門にあった知識を問われます。基本的にはIT エンジニア向けの試験ですが、基礎コースにあたるクラウドプラクティショナーのように、営業職や経営者・管理職に推奨されている資格もあります。
クラウドプラクティショナーは、クラウドの定義や原理原則・メリットなど、これからAWSを学んでいく上で入門的な内容の試験となります。
本書の対象であるAWS認定データベースのような専門知識を問う認定試験は年々増えています。これはAWSのサービスが多岐にわたり、一人の人間ですべてをカバーする事が難しくなっているためでしょう。専門分野の認定をすることにより、個人の得意とすることを客観的に証明できます。今後、ますます重要になってくるのが、この専門分野、スペシャリティでしょう。
■本書の特徴
□特徴1:短期学習、読み飛ばしが可能な構成!
サービスごとに要点を整理しているため、得意な範囲は読み飛ばせるように工夫しました。
・項目ごとの確認問題で、まずはスキルチェック
・サービスごとの構成や特徴を理解しやすいように細かく図解
・複雑な項目はまとめで知識の整理
□特徴2:豊富な練習問題を解きながら学べる!
60問を超える練習問題を掲載しました。直近で出題が予想される内容にしてあります。
・章のおわりに関連する問題をまとめて掲出
・選択肢ごとに詳しく、丁寧に解説
・問題を解いたあとは対応する範囲を再確認できるように構成
□特徴3:実務者の知識のアップデートにも最適!
執筆時点で最新のサービス、技術を丁寧に解説してあります。
・最新のサービスやリージョンを踏まえて学習
・サービスごとの最新機能も網羅的に解説
・試験を受験しない方にとっても、知識のアップデートに最適
書誌情報
- 著者: NRIネットコム株式会社, 佐々木 拓郎, 上野 史瑛, 小西 秀和, 小林 恭平
- ページ数: 384ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF
- 出版社: マイナビ出版
対象読者
著者について
NRIネットコム株式会社
佐々木 拓郎
NRIネットコム株式会社所属 AWSに関する技術や情報発信が評価され、2019年よりAPN Ambassadorに選ばれている。APN Ambassadorは、2020年時点では日本で20人しかいない。本職はクラウドを中心とした周辺分野のコンサルティングから開発運用などと、その組織のマネージメントに従事している。得意とする分野はアプリケーション開発や開発環境周辺の自動化などであったが、最近はすっかり出番もなくなり、AWSのアカウント・ID管理の方法論を日々考えている。共著者からのプレッシャーに負けて、AWS認定試験を全部取りました。ドヤ!!
本書においては、主に1章:AWS試験概要と学習方法の執筆を担当した。
上野 史瑛
システム基盤の設計・構築・運用業務に携わる。AWS環境とオンプレミス環境両方を経験。AWS認定試験はデータベースを含めた12個の認定をすべて取得している。AWS以外にもGCPやAzure、IPAの情報処理試験といった資格取得にも積極的に取り組んでいる。認定資格や社外への登壇活動がAWSにも認められ、2020年にAPN Ambassadors、AWS Top Engineers、ALL AWS Certifications Engineerに選出。
本書においては、主に2章1節:Amazon RDS、2章2節:Amazon Aurora、2章3節:Amazon Redshift、5章:展開および移行、6章:監視、トラブルシューティング、セキュリティ、7章:AWS Well-Architectedの執筆を担当した。
小西 秀和
アプリケーションエンジニアとして経験を積んだのち、シリコンバレー赴任時代に当時黎明期だったAWSのR&Dに従事。その後、AWSを使用して環境移行、ウェブアプリケーション開発、認証連携、IaC活用、サーバレス開発などをおこなってきた。近年は社内マルチクラウド環境構築等に携わりながら、継続的なAWS認定の全取得で得られる知識をベースにAWSを活用している。2020 APN ALL AWS Certifications Engineer、2020 APN AWS Top Engineersに選出。
本書においては、主に3章2節:Amazon DocumentDB、4章2節:Amazon Neptune、4章3節:Amazon QLDB、5章3節:AWS SCTとAWS DMS、6章5節:AWS Secrets ManagerとAWS Systems Managerパラメータストア、8章:練習問題の執筆を担当した。
小林 恭平
NRIネットコム株式会社入社後、アプリケーションエンジニアとして業務系基幹システムの開発・運用に従事。 のちに配置転換によりECサイト、証券システムなどのシステム基盤の設計・構築・運用業務に携わる。 オンプレミス、クラウド、モバイルアプリ、組み込みシステムなど幅広いプラットフォームでの アプリケーション開発やシステム基盤構築の経験あり。IPAの情報処理技術者試験における高度試験全9区分(旧情報セキュリティスペシャリスト試験含む)を保持し、 AWS認定についても全12区分を取得。
本書においては、主に3章1節:DynamoDBおよび4章1節:ElastiCacheの執筆を担当した。
目次
注記
はじめに
本書の使い方
著者紹介
第1章 AWS試験概要と学習方法
- 1-1 AWS認定試験の概要
- AWS認定試験とは?
- 資格の種類
- 取得の目的
- AWS認定 データベース 専門知識
- 1-2 学習教材
- 公式ドキュメント
- オンラインセミナー(AWS Black Beltほか)
- オンライントレーニング
- 実機での学習 ハンズオン(チュートリアル&セルフペースラボ)
- ホワイトペーパー
- JAWS UG(AWS User Group -Japan)
- 1-3 学習の進め方と本書の構成
- AWS認定データベース専門知識 合格へのチュートリアル
- 本書の構成
- 1-4 何に重点をおいて学ぶべきか
- サービスを学ぶ観点
- 重点実施分野
- 1-5 まとめ
第2章 RDBデータベースサービス
- 2-1 Amazon Relational Database Service
- 2-1-1 Amazon Relational Database Service (RDS)
- 2-1-2 RDSの可用性
- 2-1-3 RDSのパフォーマンス
- 2-1-4 RDSのセキュリティ
- 2-1-5 RDSのコスト
- 2-1-6 RDSのメンテナンス
- 2-1-7 RDSのバックアップ
- 2-1-8 RDSのモニタリング
- 2-1-9 RDSのトラブルシューティング
- 2-2 Amazon Aurora
- 2-2-1 Amazon Aurora
- 2-2-2 Auroraの可用性
- 2-2-3 Auroraのパフォーマンス
- 2-2-4 Auroraのセキュリティ
- 2-2-5 Auroraのコスト
- 2-2-6 Auroraのメンテナンス
- 2-2-7 Auroraのバックアップ
- 2-2-8 Auroraのモニタリング
- 2-2-9 Auroraのトラブルシューティング
- 2-2-10 Auroraのその他の機能
- 2-3 Amazon Redshift
- 2-3-1 Amazon Redshift
- 2-4 リレーショナルデータベースデータベース まとめ
- 2-4-1 AWSのリレーショナルデータベースサービス
第3章 NoSQLデータベースサービス
- 3-1 Amazon DynamoDB
- 3-1-1 Amazon DynamoDB
- 3-1-2 DynamoDBの可用性
- 3-1-3 DynamoDBのパフォーマンス
- 3-1-4 DynamoDBのセキュリティ
- 3-1-5 DynamoDBのコスト
- 3-1-6 DynamoDBのメンテナンス
- 3-1-7 DynamoDBのバックアップ
- 3-1-8 DynamoDBのモニタリング
- 3-1-9 DynamoDBのトラブルシューティング
- 3-2 Amazon DocumentDB
- 3-2-1 Amazon DocumentDB(MongoDB 互換)
- 3-2-2 DocumentDBの可用性
- 3-2-3 DocumentDBのパフォーマンス
- 3-2-4 DocumentDBのセキュリティ
- 3-2-5 DocumentDBのコスト
- 3-2-6 DocumentDBのメンテナンス
- 3-2-7 DocumentDBのバックアップ
- 3-2-8 DocumentDBのモニタリング
- 3-2-9 DocumentDBのトラブルシューティング
- 3-2-10 Amazon AuroraとAmazon DocumentDBとの比較
- 3-3 NoSQLデータベースサービス まとめ
- 3-3-1 AWSのNoSQLデータベースサービス
第4章 その他のデータベースサービス
- 4-1 Amazon ElastiCache
- 4-1-1 Amazon ElastiCache
- 4-1-2 ElastiCacheの可用性
- 4-1-3 ElastiCacheのパフォーマンス
- 4-1-4 ElastiCacheのセキュリティ
- 4-1-5 ElastiCacheのコスト
- 4-1-6 ElastiCacheのメンテナンス
- 4-1-7 ElastiCacheのバックアップ
- 4-1-8 ElastiCacheのモニタリング
- 4-1-9 ElastiCacheのトラブルシューティング
- 4-2 Amazon Neptune
- 4-2-1 Amazon Neptune
- 4-2-2 Neptuneの可用性
- 4-2-3 Neptuneのパフォーマンス
- 4-2-4 Neptuneのセキュリティ
- 4-2-5 Neptuneのコスト
- 4-2-6 Neptuneのメンテナンス
- 4-2-7 Neptuneのバックアップ
- 4-2-8 Neptuneのモニタリング
- 4-2-9 Neptuneのトラブルシューティング
- 4-2-10 Amazon AuroraとAmazon Neptuneの比較
- 4-3 Amazon QLDB
- 4-3-1 Amazon Quantum Ledger Database(QLDB)
- 4-3-2 QLDBの可用性
- 4-3-3 QLDBのパフォーマンス
- 4-3-4 QLDBのセキュリティ
- 4-3-5 QLDBのコスト
- 4-3-6 QLDBのメンテナンス
- 4-3-7 QLDBのバックアップ
- 4-3-8 QLDBのモニタリング
- 4-3-9 QLDBのトラブルシューティング
- 4-4 Amazon Elasticsearch Service
- 4-4-1 Amazon Elasticsearch Service
- 4-5 その他のデータベースサービス まとめ
- 4-5-1 AWSのその他のデータベースサービス
第5章 展開および移行
- 5-1 AWS CloudFormation
- 5-1-1 AWS CloudFormation
- 5-2 移行(マイグレーション)
- 5-2-1 データベース移行の流れ
- 5-2-2 Amazon Auroraへの移行
- 5-2-3 AWS Schema Conversion Tool と
- AWS Database Migration Service
- 5-3 展開および移行 まとめ
第6章 監視、トラブルシューティング、セキュリティ
- 6-1 AWS CloudTrail
- 6-1-1 AWS CloudTrail
- 6-2 Amazon CloudWatch
- 6-2-1 Amazon CloudWatch
- 6-3 AWS Identity and Access Management
- 6-3-1 AWS Identity and Access Management(IAM)
- 6-4 AWS Key Management Service
- 6-4-1 AWS Key Management Service(KMS)
- 6-5 AWS Secrets ManagerとAWS Systems Managerパラメータストア
- 6-5-1 AWS Secrets ManagerとAWS Systems Managerパラメータストア
- 6-6 監視、トラブルシューティング、セキュリティ まとめ
第7章 AWS Well-Architected
- 7-1 AWS Well-Architected
- 7-1-1 AWS Well-Architectedフレームワーク
- 7-1-2 AWS Well-Architectedフレームワークとデータベース
- 7-2 AWS Well-Architectedまとめ
第8章 練習問題
- 8-1 練習問題
- 8-1-1 問題の解き方
- 8-2 解答と解説