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Ansible実践ガイド第2版

インプレス

3,630円 (3,300円+税)

オープンソースの構成管理ツールの一つであるAnsibleの基本的な使い方から、アプリケーションデプロイメントの自動化や、クラウドAPIとの連携などの応用的な使い方をまとめた実践ガイドです。これからAnsibleを利用し、システム構築の自動化を始めてみたいというエントリーユーザーから、既存の運用プロセスからの自動化を図りたいという実務向けのユーザーまで幅広く活用していただける内容です。Ansible 2.4/CentOS 7.4対応。

【注意】本書のEPUB版は固定レイアウト型になっております。文字の大きさの変更や検索、引用などはお使いいただけません。画面の大きい端末でご利用ください。

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内容紹介

近年、複数のサーバー構築やクラウド環境の設定変更を統一的に制御できる構成管理ツールとして、Ansibleが注目を浴びています。本書は、オープンソースの構成管理ツールの一つであるAnsibleの基本的な使い方から、アプリケーションデプロイメントの自動化や、クラウドAPIとの連携などの応用的な使い方をまとめた実践ガイドです。

これからAnsibleを利用し、システム構築の自動化を始めてみたいというエントリーユーザーから、既存の運用プロセスからの自動化を図りたいという実務向けのユーザーまで幅広く活用していただける内容です。特にシステムを開発、運用するエンジニア同士がコードを共有し、継続的デリバリーへと組織のプロセスを展開していくうえで必要な、Ansibleの知識を豊富に取り上げています。Ansibleの特徴を理解していただいたうえで、ビジネス要求に対する開発スピードの向上や、変更要求に対する運用の柔軟性を身に付けていただくことを目的としています。

Ansible 2.4/CentOS 7.4対応

書誌情報

  • 著者: 北山 晋吾, 塚本 正隆, 畠中 幸司
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2018-03-01)
  • 最終更新日: 2018-03-01
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 384ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: EPUB
  • 出版社: インプレス

対象読者

システム管理者、サーバー提案SE、システムインテグレータ、Linuxサーバー保守担当者、ソフトウェア開発者

著者について

北山 晋吾

楽天株式会社にて国際ECサービスのインフラ部門に入社。主にオープンソースを利用したインフラ基盤やプライベートクラウドの設計、構築、運用を担当。その後、日本ヒューレット・パッカード株式会社にて、金融系システムのプロジェクトリードを経験。仕事に従事しながらグロービス経営大学院でMBAを取得し、現在は、テクニカルアーキテクトとして大手製造・流通業を中心にDevOpsやクラウド、Deep Learning分野をはじめとした、オープンソースソリューションの提案、コンサルティング、および構築デリバリーを担当している。また、今までの業務経験や知識を活かし、AnsibleやOpenStackの教育トレーニングの講師やオープンソース勉強会のリード、アーキテクト育成活動のPMOなど幅広く活躍している。

塚本 正隆

2002年、現在の伊藤忠テクノソリューションズ(株)に入社。CTC教育サービスに所属し、以降13年間、教育ビジネスに携わる。営業から始まりIT講師へ職種転換するという珍しいキャリアを経て、Sun Microsystems社(現:Oracle社)やVMware社の認定講師、Linux/OpenStack/仮想化技術などのOSSトレーニング講師としての経験を積む。2015年より日本ヒューレット・パッカード(株)にて、Hybrid IT/Cloud関連ソリューションのコンサルティングや構築などに従事しながら、一方で長年の経験を活かしOpenStackやAnsibleのトレーニング講師を担当する。その他、Rancher JPやTokyo HackerSpaceなどの技術コミュニティ活動にも参加し、さまざまな人達や最新技術との交流を楽しみながら多忙に日々をすごしている。最近の趣味は息子と始めた合気道。好きなモノは眼鏡と音楽と変なガジェット。座右の銘は「願いが叶わないのは願う力が弱いから」。

畠中 幸司

音楽と自然と猫を愛するソフトウェア&インフラエンジニア。日本ヒューレット・パッカード株式会社でクラウドネイティブなアプリケーションのためのインフラ提案、および構築業務に従事。2000年にウェブスタートアップでエンジニアとしてのキャリアをスタートして以来、メガソフト株式会社の3Dマイホームデザイナーシリーズの開発や、マイクロソフト日本法人にて Windows Phone、Microsoft Officeシリーズの開発など、数多くの国内およびグローバルな開発プロジェクトに携わる。建設業向けモバイルアプリSTUCCO(スタッコ)のスタートアップ起業経験、500 KOBE Pre-Accelerator への参加等を経て2017年より現職。

目次

はじめに

  • 本書のターゲット/本書の構成
  • 本書の表記
  • 本書で使用した実行環境
  • 本書で使用するコード

第1章 Ansibleの概要

  • 1-1 Ansibleを取り巻く環境
  • 1-1-1 ビジネスアジリティの追求
  • 1-1-2 Infrastructure as Code
  • 1-2 Ansibleとは
  • 1-2-1 Ansibleの特徴
  • 1-2-2 Ansibleを利用する際の注意点
  • 1-2-3 他の構成管理ツールとの比較
  • 1-2-4 Ansibleのユースケース
  • 1-3 まとめ

第2章 Ansibleの基礎

  • 2-1 Ansibleのアーキテクチャ
  • 2-1-1 Ansibleの基本動作
  • 2-1-2 Ansibleの内部コンポーネント
  • 2-2 Ansibleのインストール
  • 2-2-1 インストールの準備
  • 2-2-2 インストールの実施
  • 2-3 Ansibleの動作確認
  • 2-3-1 事前準備
  • 2-3-2 コマンドを実行してみる
  • 2-4 まとめ

第3章 プレイブックとインベントリ

  • 3-1 インベントリの基礎
  • 3-1-1 ホストのグループ化
  • 3-1-2 ホスト変数とグループ変数
  • 3-1-3 インベントリ変数のファイル分割
  • 3-2 プレイブックの基礎
  • 3-2-1 YAMLの基本
  • 3-2-2 プレイブックの構造
  • 3-2-3 変数
  • 3-2-4 特殊なディレクティブ
  • 3-2-5 タスクのグループ化
  • 3-3 プレイブックの応用
  • 3-3-1 ロールの概要
  • 3-3-2 プレイブックの活用
  • 3-4 まとめ

第4章 アプリケーションデプロイメント- Orchestration

  • 4-1 WordPressのデプロイメント
  • 4-1-1 基本構成
  • 4-1-2 OSの基本設定
  • 4-1-3 データベースの構築
  • 4-1-4 ロードバランサの構築
  • 4-1-5 実行環境の構築
  • 4-1-6 WordPressのデプロイ
  • 4-1-7 接続確認
  • 4-2 WordPressのメンテナンス
  • 4-2-1 スケールアウト
  • 4-2-2 ローリングアップデート
  • 4-3 まとめ

第5章 システムの構成管理

  • 5-1 Linuxの構成管理
  • 5-1-1 基本構成
  • 5-1-2 ロケール管理
  • 5-1-3 パッケージ管理
  • 5-1-4 ユーザー管理
  • 5-1-5 ネットワーク管理
  • 5-1-6 リゾルバ管理
  • 5-1-7 時刻管理
  • 5-1-8 タスクの実行と確認
  • 5-2 Windowsの構成管理
  • 5-2-1 WinRMの構成概要
  • 5-2-2 Windows管理の事前準備
  • 5-2-3 Windows管理の実装
  • 5-2-4 タスクの実行と確認
  • 5-3 まとめ

第6章 ブートストラッピング- Bootstrapping

  • 6-1 クラウドAPIの利用
  • 6-1-1 ダイナミックインベントリ
  • 6-2 Dockerの連携
  • 6-2-1 Docker環境におけるAnsibleの利用
  • 6-2-2 Docker環境の事前準備
  • 6-2-3 コンテナのプロビジョニング
  • 6-2-4 コンテナの構成管理
  • 6-3 OpenStackの連携
  • 6-3-1 OpenStack環境におけるAnsibleの利用
  • 6-3-2 OpenStack環境の事前準備
  • 6-3-3 クラウドリソースのプロビジョニング
  • 6-3-4 仮想マシンの構成管理
  • 6-4 まとめ

第7章 Infrastructure as Code の実践

  • 7-1 Ansibleの徹底活用
  • 7-1-1 プレイブックのベストプラクティス
  • 7-1-2 パフォーマンスチューニング
  • 7-1-3 トラブルシューティング
  • 7-1-4 暗号化
  • 7-2 大規模環境でのAnsibleの活用
  • 7-2-1 AWX Project
  • 7-2-2 AWXのインストール
  • 7-2-3 AWXで使用される用語
  • 7-2-4 AWXの利用
  • 7-3 継続的インテグレーションの実施
  • 7-3-1 コーディング規約の共有
  • 7-3-2 バージョン管理の実施
  • 7-3-3 CIツールとの連携
  • 7-4 まとめ

終わりに

索引

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