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内容紹介
多くのサーバーを管理する必要があるITの最前線で、構成管理ツールAnsibleが注目されています。本書では、構成管理ツールとしてAnsibleを選ぶべき理由の解説から、導入方法の紹介、応用まで解説します。
第I部 Ansible概論
第1章 構成管理ツールとしてAnsibleを選ぶべき理由
第II部 Ansible基礎編
第2章 Ansibleのインストールとサンプルコードの実行
第3章 実践!AnsibleによるWordPress環境構築
第III部 Ansible応用編
第4章 より実践的なPlaybookを作り上げる
第5章 さらにPlaybookをきわめる
第6章 Ansibleにおいてテストを行う理由
第7章 開発チームの環境をAnsibleで一括構築しよう
本書は、インプレスが運営するWebメディア「Think IT」で、「注目の構成管理ツールAnsibleを徹底活用する」として連載された技術解説記事を電子書籍およびオンデマンド書籍として再編集したものです。
書誌情報
- 著者: 平初, 平原一帆, 小野寺大地, 安久隼人, 坂本諒太, 冨永善視
- 発行日: 2016-10-04 (紙書籍版発行日: 2016-10-04)
- 最終更新日: 2016-10-04
- バージョン: 1.0.0
- ページ数: 110ページ(PDF版換算)
- 対応フォーマット: PDF, EPUB
- 出版社: インプレス
対象読者
インフラエンジニア、PuppetやChefの既存ユーザー
著者について
平初
レッドハット株式会社サービス事業統括本部 ソリューション・アーキテクト部 ソリューションアーキテクト&クラウドエバンジェリスト。商社系システムインテグレーター、外資系ハードウェアベンダーを経て、現在、レッドハット株式会社にてクラウドエバンジェリストとして活躍。2006年に仮想化友の会を結成し、日本における仮想化技術の普及推進に貢献した。
平原一帆
日立ソリューションズインフラ系OSSを中心に、新技術・新製品の組み合わせ評価及びソリューション開発支援に従事。現在は主にOSSクラウド技術の評価・情報展開を実施している。Open Standard Cloud Association (OSCA™)、OSSコンソーシアム クラウド部会などでも活動中。
小野寺大地
新日鉄住金ソリューションズ技術本部 システム研究開発センター システム基盤技術研究部 所属。XaaSをキーワードにクラウド構築技術やサービスの展開、運用の研究開発に従事。趣味は写真撮影。一般社団法人LOCAL正会員。
安久隼人
新日鉄住金ソリューションズ技術本部 システム研究開発センター システム基盤技術研究部 所属。クラウドサービスの開発やマルチクラウド時代のシステム構築・運用自動化に関する研究開発、OSSクラウド技術の評価検証等に従事。OSSコンソーシアム クラウド部会などでも活動中。
坂本諒太
TIS株式会社 戦略技術センター。2015年新卒入社。デザイン指向クラウドオーケストレーションソフトウェア「CloudConductor」(http://cloudconductor.org/)のプロジェクトに従事。開発の傍らDockerやAnsibleなど、OSSの検証を行っている。最近興味を持っている技術はIoTとElixir言語。
冨永善視
TIS株式会社 戦略技術センター。クラウドサービスとOSSの活用を中心に、インフラ運用に関する提案や技術検証、サービス開発に従事。OSSコンソーシアム クラウド部会などで検証成果を公開している。現在は機械学習などAI技術を活用した研究開発にも着手している。
目次
はじめに
目次
第1部 Ansible概論
第1章 構成管理ツールとしてAnsibleを選ぶべき理由
- 1.1 Ansibleとは何か
- 1.2 Ansibleが注目されている理由
- 1.3 Ansibleに取り組むべき理由とメリット
- 1.4 Ansibleが備える類似の構成管理ツールに対する優位性
- 1.5 Ansibleの今後の展望
第2部 Ansible基礎編
第2章 Ansibleのインストールとサンプルコードの実行
- 2.1 Ansibleについて
- 2.2 前提環境
- 2.3 Ansibleのインストール
- 2.4 ansibleコマンドを使うために必要な設定
- 2.5 Ansible Playbookを試す
- 2.6 多様なansibleモジュール
- 2.7 次の章でやること
第3章 実践! AnsibleによるWordPress環境構築
- 3.1 前提環境について
- 3.2 Ansible Playbookの書き方の基本
- 3.3 次の章でやること
第3部 Ansible応用編
第4章 より実践的なPlaybookを作り上げる
- 4.1 環境の変更点と構築のための振り返り
- 4.2 WordPress構築に必要な処理
- 4.3 Ansible Best Practiceに入る前に
- 4.4 Ansible Best Practice
- 4.5 Top LevelのPlaybook
- 4.6 今回作成するPlaybookの概要
- 4.7 実際のディレクトリ構造
- 4.8 Playbookの作成
- 4.9 実行結果
- 4.10 まとめと次の章でやること
第5章 さらにPlaybookをきわめる
- 5.1 Playbookを効率的に書く
- 5.2 デバッグを効率的に行う
- 5.3 その他のTips
- 5.4 まとめと次の章でやること
第6章 Ansibleにおいてテストを行う理由
- 6.1 Ansibleにおいてテストは必要か
- 6.2 テスト対象
- 6.3 テストツール
- 6.4 テストツールを使用した実例
- 6.5 まとめと次の章でやること
第7章 開発チームの環境をAnsibleで一括構築しよう
- 7.1 Playbookの紹介
- 7.2 Playbookの実行
- 7.3 構築した環境のテスト
- 7.4 まとめ