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FPGAでCPUを作ろう 〜FPGAで、あなたも自分がデザインしたコンピュータを動かせる〜

達人出版会

1,023円 (930円+税)

ハードウェア記述言語で 8 ビットプロセッサ(ただしアドレス空間さえも 8 ビット)を実装し、FPGA 上で動作させるまでの手順や、設計上の決定事項などを筆者の実験をもとに解説する。プロセッサの設計はNSLで記述する。

サポートサイト

著者によるサポートページが公開されています→『FPGAでCPUを作ろう』サポートページ

書誌情報

  • 著者: 岸本誠
  • 発行日:
  • 最終更新日: 2012-06-22
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 112ページ(A4PDF版換算)
  • 対応フォーマット: EPUB, PDF
  • 出版社: 達人出版会

対象読者

プロセッサの設計方法についての知識はあるが、FPGA を使ったりといった電子工作の経験はない、という方。あるいは、電子工作の経験はあるが、プロセッサの設計方法はよくわからない、という方。

著者について

岸本誠

計算機科学を専攻した後、プログラマとして働く。プログラマとしてした仕事としては、Globus Toolkit と計算アプリケーションの間で使うミドルウェアに関係した開発と調査だったが、GT 3 と 4 で採用されていた XML ウェブサービス( SOAP )のために多大なパワーを費やした、という気がしている。その件で Java を使う日々だったためか最近は専ら Ruby に傾倒しているがブラウザアプリなら JavaScript を使うなど、基本的には無節操を旨としているつもりである。

目次

はじめに

  • 本書の目的
  • 用語について
  • 本書の構成
  • 謝辞

第1章 環境の準備

  • ハードウェアの準備
  • ソフトウェアの準備
  • 最初の実験
  • プロジェクトの開始
  • HDL 記述
  • 合成
  • 書き込み、動作確認

第2章 簡単な論理回路の実験

  • 論理回路入門
  • LED の点灯が暗くなる回路

第3章 ちょっと複雑な回路の実験

  • LED チカチカ(カウンタとリセット)
  • 早押し判定機
  • Lava の紹介

第4章 プロセッサのための回路の実験

  • MFPGA-SPAR3E のための電子工作
  • ALU の実験

第5章 「My8」の基本的な設計と実装

  • RAM
  • NOP しか実行しないマシン
  • 内部構成のデザイン

第6章 「My8」の完成

  • 残りの命令の実装
  • 仕様書を書こう

第7章 発展とまとめ

  • アプリケーション
  • 改良・拡張案
  • まとめ

MFPGA-SPAR3E( Xilinx )の場合の解説

  • ソフトウェアのダウンロードとインストール
  • 電子工作作業
  • 接続とセットアップ
  • 最初の実験
  • 簡単な回路の実験

NSL でのプロシジャのリセット直後の起動

筆者の私見的事項

  • VHDL と Verilog HDL
  • 歴史的事項

文献等紹介

  • FPGA によるプロセッサ自作に関して
  • その他本書と似たようなコンセプトの本
  • コンピュータハードウェア入門
  • ハードウェア記述言語とプロセッサ設計に関して
  • その他ハードウェア記述言語によるハードウェア設計に関して
  • その他 FPGA に関して
  • その他コンピュータ自作に関して
  • アーキテクチャの本
  • 機械水準でのプログラミング関連
  • 電子工作
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