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ヤマハルーターでつくるインターネットVPN [第4版] 無線LAN構築対応
販売終了
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ヤマハルーターでつくるインターネットVPN [第4版] 無線LAN構築対応

マイナビ出版

4,730円 (4,300円+税)

販売終了 ヤマハルーターでインターネットVPNを構築するためのノウハウについてまとめました。SOHOユーザー、中小規模のネットワークをつくるユーザーを主な対象としています。

※本書の販売は終了いたしました。最新版「ヤマハルーターでつくるインターネットVPN[第5版]」を販売しておりますので、こちらをご利用下さい。

関連サイト

本書の関連ページが用意されています。

内容紹介

VPN、特にIPsecを利用する場合には「設定が難しそう」という先入観がありますが、これは設定項目が多岐にわたりしかも設定ミスが動作不能に直結することと、ルーターのファイアウォール機能やNAT機能のようにVPNの動作に影響を及ぼす要素が多い事情によります。この敷居を少しでも下げようというのが本書のねらいです。設定やトラブルシューティングに関わるVPNプロトコルの基礎知識から解説しているほか、設定例ごとにチェックリストやコマンドリストを用意し、間違いなく設定を行えるよう工夫を凝らしました。

ヤマハルーターにもVPNの敷居を下げるための工夫が進められており、特にRTX1210では大きな進化を遂げました。第4版となる本書では、GUIによるIPsec VPN設定について新たに取り上げています。このほかヤマハルーターが備える付加機能として、通信品質を確保するためのQoS機能、バックアップ機能や近年の一押しである「ネットワークの見える化」にも言及。無線LANアクセスポイントWLX302やL2スイッチ(SWX2100/2300等)を含めたネットワーク管理についても触れています。

[対象機種] RTX1210、NVR500 ※コマンドを使用する過去の機種(RTX1200やRTX810等)でも本書の設定例を利用可能。

書誌情報

  • 著者: 井上孝司(著), ヤマハ株式会社(協力)
  • ページ数: 442ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF
  • 出版社: マイナビ出版

対象読者

SOHOユーザー、中小規模のネットワークをつくる方

著者について

井上孝司

1999年春にマイクロソフト株式会社(当時)を退職して独立、IT分野のほか航空・軍事・鉄道といった分野を中心にして著述活動を展開しており、各分野の専門誌に寄稿中。各種のメカニズムやシステムに関する解説を得意とし、ヤマハルーターの解説書はロングセラーとなっている。『戦うコンピュータ2011』『現代ミリタリー・ロジスティクス入門』(いずれも潮書房光人社)などの著書があり、鉄道関連では『配線略図で広がる鉄の世界』(秀和システム)で、2010年3月に第35回交通図書賞一般部門・奨励賞を受賞。http://www.kojii.net/

目次

1章 VPNとは

  • 1.1 VPNの基本的な考え方
  • 1.2 VPNを利用するメリット
  • 1.3 VPNの利用形態
  • 1.4 VPNルーターと普通のルーターの違い
  • 1.5 ヤマハルーター導入のメリット

2章 VPN関連技術の基本

  • 2.1 VPNとカプセル化(前編)
  • 2.2 VPNとカプセル化(後編)
  • 2.3 VPNの関連技術 : PPTP
  • 2.4 VPNの関連技術 : IPsec
  • 2.5 PPTPとIPsecの使い分け
  • 2.6 VPNとMTUの関係、Path MTU Discoveryについて

3章 ルーターを設置したら最初に行う準備作業

  • 3.1 VPN導入時のチェックポイント
  • 3.2 ルーターの設定を行う手段
  • 3.3 LAN1側のTCP/IP設定要領
  • 3.4 ファイアウォール設定の基本
  • 3.5 「かんたん設定ページ」による基本設定(NVR500)
  • 3.6 「かんたん設定ページ」による基本設定(RTX1210)
  • 3.7 コマンド操作の基本設定
  • 3.8 本書で使用している基本ネットワーク構成と設定例

4章 IPsecによる拠点間接続VPN(config編)

  • 4.1 拠点間接続VPNのために必要な設定
  • 4.2 LAN間接続でルーティングの設定が必要になる理由
  • 4.3 メインモードの場合(双方とも固定IP)
  • 4.4 アグレッシブモードの場合(片方が動的IP)
  • 4.5 必要に応じて設定可能なIPsecパラメーター
  • 4.6 ネットボランチDNSとIPsecの組み合わせ
  • 4.7 IPsec接続を確実に実現するためのヒント
  • 4.8 動的な経路設定を行う方法

5章 IPsecによる拠点間接続VPN(GUI編)

  • 5.1 メインモードの場合
  • 5.2 アグレッシブモードの場合
  • 5.3 VPN設定の変更と削除
  • 5.4 VPNトンネルの貫通確認

6章 多拠点の拠点間接続VPN構築

  • 6.1 多拠点VPNを構成する際の考え方と機種選択
  • 6.2 多拠点VPNにおけるルーティング設定の注意点
  • 6.3 スター型のVPN網構築
  • 6.4 RTX1210のGUIによる設定
  • 6.5 メッシュ型のVPN網構築

7章 リモートアクセスのためのVPN

  • 7.1 PPTPによるリモートアクセス
  • 7.2 PPTPクライアントの設定と利用
  • 7.3 「YMS-VPN8」によるリモートアクセス

8章 各種通信サービスとヤマハルーターの組み合わせ

  • 8.1 フレッツ・グループによるLAN間接続
  • 8.2 フレッツ光ネクストによる拠点間接続など
  • 8.3 クラウドサービスとVPNの組み合わせ例

9章 VPN実現後の品質改善・活用提案・注意点

  • 9.1 VPNの通信品質確保
  • 9.2 VPNのパフォーマンス改善
  • 9.3 拠点間接続VPNとVoIPの組み合わせ
  • 9.4 拠点間接続VPNの注意点
  • 9.5 リモートアクセスVPNの注意点
  • 9.6 VPNのトラブルシューティング

10章「見えるネットワーク」の構築

  • 10.1 ネットワークの見える化とは
  • 10.2 無線LANの集中管理
  • 10.3 RTX1210におけるTECHINFO機能の活用

11章 ヤマハルーターの高度な利用例

  • 11.1 高度なQoS関連機能の利用
  • 11.2 ISDNによるバックアップ回線の確保
  • 11.3 トンネル・経路のバックアップ
  • 11.4 ヤマハルーターが備えるセキュリティ関連機能

12章 参考情報

  • 12.1 設定情報のバックアップとTFTPによる送受信
  • 12.2 ルーター設定の初期化
  • 12.3 ファームウェアの更新手順(1)
  • 12.4 ファームウェアの更新手順(2)
  • 12.5 知っておくと便利なワザいろいろ
  • 12.6 他社製品とのIPsec相互接続について

INDEX

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