試験公開中

このエントリーをはてなブックマークに追加

CentOS 7実践ガイド

インプレス

2,800円+税

CentOS 7の運用管理にかかわるシステム管理者を対象に、CentOS 7において追加・拡張された機能に焦点を当て、systemdによるシステム管理、firewalldによるセキュリティ管理、tunedによるパフォーマンスチューニング、KVMやDockerによる仮想環境の資源管理など、IT管理者にとって必要となる情報を解説しています。

関連サイト

本書の関連ページが用意されています。

内容紹介

今やRed Hat互換OSとして、ホスティング、クラウドコンピューティングの分野では、膨大な数のインストール数を誇るCentOSですが、2014年にこれまでと仕様が大きく異なるCentOS 7が登場したことで、いままでのコミュニティが提供・公開していた技術情報が通用しない場面がいくつも出てきています。とくに、UNIXやLinuxで20年以上採用されていたinitやランレベルといった仕組みの廃止、新ブートローダGRUB2の採用、NetworkManagerによるNICの設定、各種デーモンやサービスの起動・停止、ログの取得方法、ファイヤウォールの設定手順が一新されています。また、DevOps環境で注目を浴びているDockerと呼ばれるコンテナの搭載など、まったく新しく生まれ変わったCentOS 7へ移行する“変革期”に差し掛かっており、今後もCentOSを管理運用する管理者は、これらの新たな管理手法をマスターしなければなりません。

こうしたニーズに対応するために、本書では、CentOS 7で新規に追加された機能や拡張点について焦点を当て、これからCentOS 7のシステムを構築・運用するIT管理者が、通常のLinuxサーバーの構築、運用・保守業務にも末長く利用できるように、基本的な操作方法や手順を解説しています。また、その上で稼働するDocker、Hadoop、GlusterFS、Cephなどの2015年に国内外で話題となっている最新のトピックを含んでいます。これらのトピックを、構築手順、使用方法も含めて一つの書籍としてまとめ、将来リリースされるCentOS 7の後継バージョンにも対応できる「バイブルのような本」として活用できます。

書誌情報

  • 著者: 古賀 政純
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2015-02-25)
  • 最終更新日: 2015-03-06
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 320ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF
  • 出版社: インプレス

対象読者

CentOSを駆使したシステム管理者、サーバー提案SE、システムインテグレータ、Linuxサーバー保守担当者。技術レベル:中級。過去にCentOSを使ってシステム提案、日常業務を担当、導入、保守経験があるが、CentOS 7については勘所や具体的な操作方法を知らないレベル

著者について

古賀 政純

兵庫県伊丹市出身。1996年頃からオープンソースに携わる。2000年よりUNIXサーバーのSE及びスーパーコンピューターの並列計算プログラミングの講師、SIを経験。2006年、米国HPからLinux技術の伝道師として「OpenSource and Linux Ambassador Hall of Fame」を2年連続受賞。プリセールスMVPを4度受賞。現在は、日本HPにて、Linux、FreeBSD、Hadoop等のサーバー基盤のプリセールスSE、文書執筆を担当。
Red Hat Certified Virtualization Administrator、Red Hat Certified System Administrator in Red Hat OpenStack、Novell Certified Linux Professional、Cloudera Certified Administrator for Apache Hadoopなどの技術者認定資格を保有。趣味はレーシングカートとビリヤード。
インプレスが運営する、ThinkITにてUbuntu Server、CentOS 7、KVMなどの連載を多数掲載。

目次

はじめに

目次

第1章 CentOS 7の概要

  • 1-2 保守サポートとシステム構成の関係
  • 1-3 CentOS 7のアーキテクチャと利用シーン
  • 1-4 スケールアウト型基盤におけるフリーLinux
  • 1-5 CentOS 7のリリースサイクル
  • 1-6 CentOSのバージョン番号
  • 1-7 CentOS 7のカーネルの新機能
  • 1-8 まとめ

第2章 インストール関連の新機能

  • 2-1 インストール前段階での注意点
  • 2-2 インストールメディアタイプ
  • 2-3 一新されたインストーラ
  • 2-4 ソフトウェアの選択
  • 2-5 テキストモードインストール
  • 2-6 新ブートローダーGRUB 2
  • 2-7 レスキューモードを使った復旧手順
  • 2-8 まとめ

第3章 システム管理- systemd

  • 3-1 伝統的なUNIXやLinuxで採用されていたinitの歴史
  • 3-2 ランレベルの廃止とターゲットの導入
  • 3-3 systemdの仕組み
  • 3-4 ユニットの依存関係
  • 3-5 ロケール、キーボード設定、日付・時間・タイムゾーン設定
  • 3-6 まとめ

第4章 ログ機構とログの活用

  • 4-1 新たなログ機構
  • 4-2 Systemd Journalを使いこなす
  • 4-3 ログの保存
  • 4-4 ログデータの転送
  • 4-5 ログの信頼性保証
  • 4-6 複数ログの一括収集
  • 4-7 まとめ

第5章 ネットワーク管理ツール

  • 5-1 ネットワーク管理の変更点
  • 5-2 NICの永続的な命名
  • 5-3 nmcliコマンドの基礎
  • 5-4 インタフェース接続の追加と削除
  • 5-5 NetworkManager-tuiによる設定
  • 5-6 iprouteのススメ
  • 5-7 リンクアグリゲーション
  • 5-8 旧ネットワークインタフェース名の設定
  • 5-9 NetworkManagerを使わないNICの管理
  • 5-10 まとめ

第6章 仮想化における資源管理

  • 6-1 仮想化の始まり
  • 6-2 KVM
  • 6-3 コマンドラインによる仮想マシンの管理
  • 6-4 Dockerとは?
  • 6-5 cgroupによるハードウェア資源管理
  • 6-6 まとめ

第7章 OpenLMI

  • 7-1 OpenLMIによるシステム管理
  • 7-2 OpenLMIとは
  • 7-3 OpenLMIのアーキテクチャ
  • 7-4 OpenLMIのコマンド操作
  • 7-5 まとめ

第8章 セキュリティ機能

  • 8-1 複雑化するセキュリティ
  • 8-2 firewalldのセキュリティ機能
  • 8-3 firewalldを使ったサービスの設定
  • 8-4 GRUB 2のセキュリティ対策
  • 8-5 ファイルシステムのセキュリティ向上
  • 8-6 まとめ

第9章 パフォーマンスチューニング

  • 9-1 CentOS 7のチューニング機能
  • 9-2 tunedを使ったチューニング
  • 9-3 メモリチューニング
  • 9-4 ディスクI/Oのチューニング
  • 9-5 自動NUMAバランシングと仮想化
  • 9-6 tunaコマンドを使ったチューニング
  • 9-7 まとめ

第10章 自動インストール

  • 10-1 自動インストールの種類とシステム構成
  • 10-2 Nginx、TFTP、DHCP、Kickstartを駆使した自動インストールサーバーの構築
  • 10-3 Kickstart DVD isoイメージの作成方法
  • 10-4 まとめ

第11章 Hadoopの構築

  • 11-1 Hadoopを知る
  • 11-2 Hadoopのシステム構成
  • 11-3 Javaのインストール
  • 11-4 Hadoopの設定
  • 11-5 まとめ

第12章 GlusterFSとCeph

  • 12-1 分散ストレージ基盤とは
  • 12-2 GlusterFSのシステム構成
  • 12-3 分散ストレージソフトウェアCeph
  • 12-4 まとめ

著者紹介

索引

Home 書籍一覧 CentOS 7実践ガイド ▲ ページトップへ戻る