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アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣

オーム社

2,640円 (2,400円+税)

現場に即した開発手法の手引き

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内容紹介

アジャイル(俊敏な、フットワークの軽い)開発の実践的な側面を解説した書籍。単なる開発手法の教科書ではなく、実際の開発現場から生まれたアドバイスや手引きを、具体例を用いて達人プログラマが伝える。

原書は、2007年Software Development誌Jolt Awardで一般書籍部門のProductivity Awardを獲得。

書誌情報

  • 著者: Venkat Subramaniam, Andy Hunt(著), 角谷信太郎, 木下史彦(監訳)
  • 発行日: (紙書籍版発行日: 2007-12-25)
  • 最終更新日: 2010-11-17
  • バージョン: 1.0.0
  • ページ数: 220ページ(PDF版換算)
  • 対応フォーマット: PDF
  • 出版社: オーム社

対象読者

著者について

Venkat Subramaniam

Agile Developer, Inc.の創設者。北米とヨーロッパで3,000人を超えるソフトウェア開発者のトレーニングとメンタリングに携わってきた。カンファレンスでの講演も多い。ヒューストン大学非常勤教授。ライス大学生涯教育学校教員。

Andy Hunt

20年以上にわたるソフトウェア開発の経験からプロジェクト成功の秘訣を知る。ベストセラーである『達人プログラマー』の共著者にしてアジャイルマニフェストの起草者。出版社Pragmatic Bookshelfの共同創設者でもある。同社が出版してきたソフトウェア開発書は高く評価されており、賞を獲得したものもある。

角谷信太郎

テスト駆動開発者。日本Rubyの会理事。株式会社永和システムマネジメントサービスプロバイディング事業部チーフプログラマ。1998年、立命館大学法学部卒業後、独立系SIベンダにてSEとしての勤務を経て、2003年より現職。アジャイル開発とRubyのもたらす「楽しさ」にビジネス価値があると信じて現場で試行錯誤を続ける日々。目標は「達人プログラマ」。共著書に『Life Hacks PRESS~デジタル世代の「カイゼン」術~』(2006年、技術評論社)。翻訳書に『JavaからRubyへ―――マネージャのための実践移行ガイド』(2007年、オライリー・ジャパン)。その他雑誌への寄稿多数。好きな言語はRuby。好きなメソッドはObject#extend。好きな映画は『未来世紀ブラジル』。好きなアジャイルプラクティスのベスト3は I 20「作る前から使う」I 10「顧客に決断してもらう」I 33「ソリューションログをつける」。
http://kakutani.com

木下史彦

現場リーダー兼プログラマ。日本XPユーザグループスタッフ。株式会社永和システムマネジメントサービスプロバイディング事業部所属。1998年、同志社大学工学部卒業後、独立系SIベンダにてSEとしての勤務を経て、2006年より現職。「誠実なシステム開発」をモットーに、開発の現場でアジャイル開発を実践。好きな言語はC++。好きなWin32 APIはWaitForSingleObject。好きな映画は『ビューティフル・マインド』。好きなアジャイルプラクティスのベスト3はI 4「機雷がなんだ! 全速前進!」I 16「頻繁なデモでフィードバックを得る」I 14「はやめに統合、こまめに統合」。
http://fkino.net

目次

“Practices of an Agile Developer”読者の声

第1章 アジャイルソフトウェア開発

第2章 アジャイルの初心

  • 1 成果をあげるのが仕事
  • 2 応急処置は泥沼を招く
  • 3 人ではなくアイデアを批判する
  • 4 機雷がなんだ! 全速前進!

第3章 アジャイルさを育む

  • 5 変化に付いていく
  • 6 チームに投資する
  • 7 時が来たら習慣を捨てる
  • 8 わかるまで質問する
  • 9 リズムに乗る

第4章 ユーザが求めるものを提供する

  • 10 顧客に決断してもらう
  • 11 設計は指針であって、指図ではない
  • 12 テクノロジの採用根拠を明確にする
  • 13 いつでもリリースできるようにしておく
  • 14 はやめに統合、こまめに統合
  • 15 早いうちにデプロイを自動化する
  • 16 頻繁なデモでフィードバックを得る
  • 17 短いイテレーションでインクリメンタルにリリースする
  • 18 定額契約は守れない約束

第5章 アジャイルなフィードバック

  • 19 天使を味方につける
  • 20 作る前から使う
  • 21 違いがあれば結果も変わる
  • 22 受け入れテストを自動化する
  • 23 ありのままの進捗を計測する
  • 24 ユーザの声に耳を傾ける

第6章 アジャイルなコーディング

  • 25 意図を明確に表現するコードを書く
  • 26 コードで伝える
  • 27 トレードオフを積極的に考慮する
  • 28 インクリメンタルにコードを書く
  • 29 シンプルにすること
  • 30 凝集度の高いコードを書く
  • 31 “Tell, Don’t Ask” ――― 求めるな、命じよ
  • 32 取り決めを守ってコードを置き換える

第7章 アジャイルなデバッグ

  • 33 ソリューションログをつける
  • 34 警告をエラーとみなす
  • 35 問題を切り分けて攻める
  • 36 あらゆる例外を報告する
  • 37 役に立つエラーメッセージを提供する

第8章 アジャイルなコラボレーション

  • 38 定常的に顔をあわせる
  • 39 アーキテクトもコードを書くべき
  • 40 共同所有を実践する
  • 41 メンターになる
  • 42 答えを見つけられるように力を貸す
  • 43 コードの共有には段取りがある
  • 44 コードをレビューする
  • 45 みんなに知らせる

第9章 終章:アジャイルへ踏み出す

  • 9.1 たったひとつの新しいプラクティス
  • 9.2 窮地のプロジェクトを救う
  • 9.3 アジャイルの導入:マネージャ向けガイド
  • 9.4 アジャイルの導入:プログラマ向けガイド
  • 9.5 これで終わり?

付録A 参考資料

  • A.1 Web上の資料
  • A.2 参考文献

天使の助言

監訳者あとがき

索引

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